Applications 課題情報

領域 【宇宙・航空】

研究開発構想(個別研究型)新しいウィンドウで開きます

空域利用の安全性を高める複数の小型無人機等の自律制御・分散制御技術及び検知技術

プログラム・オフィサー(PO):淺間 一(東京大学 国際高等研究所 東京カレッジ 特任教授)

 【 公募枠:小型無人機等の自律制御・分散制御技術 】 
研究開発課題名 協調・デジタルツイン技術の革新による小型無人機群システムの構築
研究代表者 末岡 裕一郎
研究代表機関・役職 大阪大学 大学院工学研究科 助教
研究開発概要 限定のない環境での小型無人機群による自律的かつ様々な協調・協働作業の実現に向けて、個と群での革新的な自律飛行制御技術、雨や風で動く環境の協調計測とデジタルツインとしての活用技術、排水ホースなどの柔軟な対象物の協調搬送技術、鳥などの外敵を避けながらのフォーメーション飛行技術、想定外の事象が発生しても協調・協働作業を続行可能なチームの動的組織化技術の構築を行います。
研究開発課題名 災害・緊急時等に活用可能な革新的自律制御ドローン及び自律分散協調飛行制御技術の研究開発
研究代表者 神村 明哉
研究代表機関・役職 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 研究チーム長
研究開発概要 災害調査、インフラ点検、警備といったシーンにおいて、多数の小型無人機を活用した情報収集や救助支援等の任務を想定し、未知で複雑な環境、非GNSS、通信途絶時においてもシームレスに複数機が協調しながら、安全かつ効率的に飛行を継続できる高度な自律制御ドローン及び自律分散協調飛行制御技術の研究開発を進め、100台規模の実機シミュレーション、10機での現場実証を通して有効性の検証を行います。

分科会委員(アドバイザー)

本公募枠の評価者は、追加公募の採択課題決定とあわせて公表いたします。
 【 公募枠:小型無人機等の検知技術 】 
研究開発課題名 96GHzミリ波帯電波によるマルチスタティックイメージング技術
研究代表者 菅野 敦史
研究代表機関・役職 名古屋工業大学 工学研究科 教授
研究開発概要 複数台レーダーを協調動作させることによるマルチスタティック測距技術により、複数台のドローン検出とそのID識別を同時かつ同一の無線装置で実現する測距・通信融合システムの研究開発を、デバイスからシステムまで一貫して実施します。「96GHzミリ波帯電波によるマルチスタティックイメージング技術」の実現により、未登録ドローンの検出や小型ドローンの侵入検知など安全・安心な社会実現に寄与します。

分科会委員(アドバイザー)

氏名 所属・役職
青木 義満 慶應義塾大学 理工学部 教授
秋本 修 福島イノベーション・コースト構想推進機構 福島ロボットテストフィールド 副所長
川添 雄彦 日本電信電話株式会社 代表取締役副社長 副社長執行役員
河東 晴子 三菱電機株式会社 情報技術総合研究所 技術統括
長谷川 忠大 芝浦工業大学 工学部 教授
平木 直哉 日本無線株式会社 事業本部特機事業部 執行役員事業本部特機事業部長
藤島 実 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授

採択に関するお問い合わせ

国立研究開発法人科学技術振興機構 先端重要技術育成推進部
公募担当 E-mail: k-programatjst.go.jp