JSTトップ > 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) > 研究課題一覧 >

ダッカ首都圏における薬剤耐性菌による健康リスク軽減のための水質モニタリングと浄化技術の導入

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

バングラデシュ人民共和国

ダッカ首都圏における薬剤耐性菌による健康リスク軽減のための水質モニタリングと浄化技術の導入

  • SDGs06
  • SDGs03
  • SDGs11

研究代表者

    • 渡辺 幸三

      愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 教授
    • researchmap

相手国

バングラデシュ人民共和国

国内研究機関

愛媛大学

相手国研究機関

ダッカ大学

採択年度

令和7年(2025年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

本研究は、バングラデシュのダッカ首都圏における薬剤耐性菌による健康リスクの軽減のために、水質モニタリングシステムと排水処理技術を現地に導入することを目的とする。具体的には、抗菌剤と薬剤耐性菌を含む水質項目の調査・分析基準を現地政府の環境局に整備し、河川・病院排水・下水処理場・生活排水などにおける一般水質、化学物質、薬剤耐性菌を監視する水環境モニタリングシステムを構築する。また、病院排水中の残留抗菌剤と薬剤耐性菌を効率的に分解する排水処理技術を開発し、その市場導入を促すビジネスモデルを提案する。水環境中の薬剤耐性菌による健康リスク評価も行い、そのリスクを最小化する排水処理施設の配置などの最適シナリオを提案する。さらに、抗菌剤使用量を減らす行動変容を促す環境教育プログラムを開発するとともに、ダッカ水環境研究センターを創設し、研究終了後の持続的な活動の拠点とすることを目指す。

研究実施風景

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

関連URL

ページ
TOPへ
ページトップへ