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媾疫撲滅に向けた研究および防疫基盤の確立

生物資源

モンゴル国

媾疫撲滅に向けた研究および防疫基盤の確立

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  • SDGs09
  • SDGs15

研究代表者

    • 井上 昇

      帯広畜産大学 原虫病研究センター センター長・教授
    • researchmap

相手国

モンゴル国

国内研究機関

帯広畜産大学

相手国研究機関

モンゴル国立生命科学大学獣医学研究所

採択年度

令和6年(2024年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

本研究は、モンゴルの動物検疫システム強化、媾疫(こうえき)の病態精査と宿主特異性の変異可能性解析、家畜人工繁殖技術を専門とする獣医師の養成、人工授精技術などのウマ繁殖管理・媾疫対策への利用、並びに関連政府機関・関係組織などに対するウマの防疫、繁殖管理および媾疫対策基準の提案を実現することで、モンゴルの媾疫流行を制御し、撲滅への道を開くことを目的としている。具体的な取り組みは以下の4項目である。(1)媾疫の現状、ウマの飼育・繁殖・管理システムを調査し、実態と課題を明確にすること、(2)感染実験などから媾疫のウマ特異性が変化するか否かを明らかにすること、(3)病原トリパノソーマに汚染された媾疫罹患馬由来精子・卵子材料の除染技術を開発すること、(4)家畜人工繁殖技術を専門とする獣医師の養成などの若手人材育成・技術移転を実施し、近代的な動物衛生、繁殖管理および生殖補助獣医療の導入と普及を図ること。

研究実施風景

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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