横山 直明
帯広畜産大学原虫病研究センター 教授バドガー バツェツェグ
国立生命科学大学 獣医学研究所 所長モンゴル国
帯広畜産大学
モンゴル国立獣医学研究所(IVM) 他
平成25年度(2013年度)
5年間
モンゴルで流行する原虫をつきとめ、簡易診断キットを開発する!
トリパノソーマ病やピロプラズマ病等、多くの家畜原虫病は持続感染して慢性的に家畜の健康状態を悪化させる。国民の多くが畜産業に従事するモンゴルでは、特に深刻な問題となっている。本研究では、トリパノソーマ、ピロプラズマ野生株とそれらを媒介するマダニの分布マップ作成、原虫野生株の抗原遺伝子解析に基づく簡単で迅速な診断キットを開発、そして今後の感染対策に備えた研究資源の確保を目標としている。
モンゴルでの原虫病対策を、世界のモデルケースに!
トリパノソーマ病やピロプラズマ病の診断キットがモンゴルの社会に普及すれば、原虫病対策を通して畜産振興に貢献することができる。また、モンゴルの原虫病について疫学調査をし、対策を確立することは、世界規模の原虫病対策を考える上でも極めて有用かつ具体的なモデルとなる。
感染症
効果的な結核対策のためのヒトと病原菌のゲノム情報の統合的活用
生物資源
遊牧民伝承に基づくモンゴル草原植物資源の有効活用による草地回復
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
水汚染耐性のある水供給システムの構築
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築