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南部アフリカにおける気候予測モデルをもとにした感染症流行の早期警戒システムの構築

感染症

南アフリカ共和国

終了

南部アフリカにおける気候予測モデルをもとにした感染症流行の早期警戒システムの構築

研究領域の壁を越えて創る警戒システムで感染症から人々を守れ!

  • SDGs03

研究代表者

    • 皆川 昇

      長崎大学 熱帯医学研究所 教授
    • ネビル スウェイド

      気候地球システム科学コラボレーションアライアンス センター長

相手国

南アフリカ共和国

国内研究機関

長崎大学、海洋研究開発機構

相手国研究機関

気候地球システム科学コラボレーションアライアンス(ACCESS) 他

採択年度

平成25年度(2013年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

気候予測に基づいた感染症流行の早期警戒システムを構築する
 貧困が顕著な南部アフリカでは、感染症の流行が人々の生活を脅かしているが、近年の気候変動の影響により、これまでと異なった地域や規模で感染症の流行が発生する危険性が高いことが考えられている。本研究では主に気候が流行発生に影響しているマラリア等の感染症を対象に、気候変動予測モデルに様々な環境因子の影響を加味した感染症流行予測モデルを開発し、効果的な感染症対策実施のための早期警戒システムの構築を目指す。

将来的には南部アフリカ以外の地域でのシステム応用も!
 早期警戒システムにより流行予測情報が行政機関に提供されることで、危険性の高い時期や地域への適切な措置(対策検討や医薬品・診断キットの準備の早期対応等)を通じて、罹患者数を減らすことができる。将来的には、南部アフリカ以外の地域での応用・展開も期待できる。

研究実施風景

気候変動や気象条件の変化は国境に関係なく媒介蚊発生数増加に重要な影響を与える。

気候変動や気象条件の変化は国境に関係なく媒介蚊発生数増加に重要な影響を与える。

高精度の海表面温度と気候変動の予測が可能となった

高精度の海表面温度と気候変動の予測が可能となった

予測をもとに殺虫剤散布などの対策が効果的に計画される”

予測をもとに殺虫剤散布などの対策が効果的に計画される

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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