インドネシア共和国
理化学研究所、東京大学
インドネシア科学院 生物学研究センター(RCB-LIPI)他
平成22年度(2010年度)
5年間
熱帯の豊かな生態系を築く微生物を、さまざまな産業に活用
インドネシアは世界第2位の生物多様性を誇っており、生物資源の保全への関心が高い。一方、微生物資源は持続的な利用体制が整備されておらず、その潜在能力を農業・環境技術の発展に活かすことが求められている。有効な微生物の探索と解析を行い、農業・家畜・食品産業への利用を探る。これらの有用微生物を保存提供するための微生物資源センターを設立し、データベース化して全世界からそれを利用できる体制を構築する。それにより、資源保全と新産業の創成への応用を図る。
「眠れる森のび(美・微)生物」プロジェクトで途上国を支援
途上国での微生物の保存・培養を支援する活動を「眠れる森のび(美・微)生物」プロジェクトとして実施し、生物多様性の保全、微生物の価値発見をサポートしていく。その第一弾として、インドネシアで微生物資源センターの構築に取り組む。
生物資源
ブルーエコノミー振興のための持続可能な海藻由来機能性製品の開発
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
アンデス-アマゾンにおける山地森林生態系保全のための統合型森林管理システムモデルの構築