企画タイトル | 食べる?食べない?ゲノム編集マダイ |
Title | Do you eat genome edited red sea bream? |
企画概要 | 実用化が近いと言われるゲノム編集食品への向き合い方を継続的に考えていくために、情報提供および意見交換・共有を行います。
具体的には、①例としてゲノム編集技術によって作出された肉厚マダイを紹介し、
②立場の異なるステークホルダーを交えたパネルディスカッションや質疑応答を行うことで、
ゲノム編集食品の実用化に向けた多方面からの意見や課題の共有を目指します。 パンフレット(https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000657695.pdf)を見ておかれると分かりやすいと思います。 |
出展者名 | ゲノム編集の未来を考える会 |
Exhibitor | Future of Genome Editing |
企画番号 | 2207 |
配信日時 | 11月22日(日)13:00-14:30 |
登壇者プロフィール |
木下 政人 (京都大学 農学研究科) ![]() 【パネリスト】 荒木 涼子 (毎日新聞 東京本社科学環境部) ![]() 高島 賢 (農林水産省 消費・安全局農産安全管理課) ![]() 古山 みゆき (生活協同組合コープこうべ) ![]() 【ファシリテーター】 佐々 義子 (NPO法人 くらしとバイオプラザ21) ![]() 【司会】 小泉 望 (大阪府立大学 生命環境科学研究科) ![]() 【記録】 山口 夕 (大阪府立大学 生命環境科学研究科) ![]() |
プログラム |
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ゲノム編集マダイの作出について京都大学の木下博士が解説し、その後パネリスト間での討論と参加者との質疑応答を行いました。
パネリスト間での討論では、届出制度や安全性、表示について、消費者とメディアからの疑問に対して開発者、行政のそれぞれの立場からの解説がされました。
また、知ってもらうことが大切との認識は一致していますが、興味を持ってもらうためのメディアの役割、消費者としてできることと欲しい情報について意見を交換しました。
参加者からは、開発コストはどのくらいかかるのか、実用化までにどのくらい時間がかかるのか、陸上養殖に限ってしまうとゲノム編集のメリットが生かせないのではないか、
ゲノム編集マダイを美味しく養殖する技術開発もまた必要ではないか、ゲノム編集マダイの場合に筋肉量の違いはどのくらいで分かるのか等の質問が出され、活発な討論となりました。
ゲノム編集食品に対する理解を深め、消費者の選択をサポートするために、これまでの農水産物の成り立ちから情報発信していく必要性を感じました。
ゲノム編集技術に対する期待を含めた質問も多く、開発者と消費者のコミュニケーションを活発にすることで、新しい品種をともに作っていくという未来を描くことができました。
今回のオンラインでの情報発信、意見交換の経験を、今後のコミュニケーション活動に活かしたいと思います。
未来社会に関する企画1501 開幕セッション 1508 アゴラ市民会議「人と人の間はテクノロジーでつなげるか ~ポストコロナ社会における人間らしいLifeのゆくえ」 1603 ポストパンデミックが加速する新たな社会~Society5.0の観点から 1702 地球の生命に光を当て、そして守る 1706 ”人類学発想”で未来を構想する 1800 2020グローバルイノベーションサミット2020 1日目 1900 2020グローバルイノベーションサミット2020 2日目 1904 ”未来の兆し”のとらえ方と活用~企業における実践事例 2103 デザインシンキング!若い世代が社会問題を「自分ごと」で捉えよう! ~2025年のデジタル介護へ~ 2105 NEC未来創造会議 Y-15 ILCで変わる未来のLife |