JSTトップ > 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) > 研究課題一覧 >

ラオス国のマラリア及び重要寄生虫症の流行拡散制御に向けた遺伝疫学による革新的技術開発研究

感染症

ラオス

終了

ラオス国のマラリア及び重要寄生虫症の流行拡散制御に向けた遺伝疫学による革新的技術開発研究

ストップ流行拡散!ラオスのマラリア・寄生虫症を監視する

  • SDGs03

研究代表者

    • 狩野 繁之

      国立研究開発法人国立国際医療研究センター研究所 熱帯医学・マラリア研究部 部長
    • ポール ブレイ

      ラオス国立パスツール研究所 所長

相手国

ラオス

国内研究機関

国立研究開発法人国立国際医療研究センター研究所

相手国研究機関

ラオス国立パスツール研究所(IPL)、ラオス保健省マラリア学・寄生虫学・昆虫学センター(CMPE)

採択年度

平成25年度(2013年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

ラオスの人びとを脅かす寄生虫症の分子遺伝学的流行監視を実現!
 メコン河流域の薬剤耐性マラリアの出現と拡散が大きな問題となっている。またラオス国では、メコン住血吸虫症、タイ肝吸虫症の対策が遅れており、深刻な健康被害と経済的ダメージを与えている。本研究では、ラオスの若手研究者と共に、これら3つの重要寄生虫症の分子遺伝疫学研究を行うとともに、簡便・迅速で精度の高いLAMP診断法の開発を目指す。得られた科学的エビデンスに基づく効果的な疾患制御ポリシーを提案する。

寄生虫症の流行拡散制御はラオスとメコン流域国の開発へと繋がる
 本研究成果で、マラリアや重要寄生虫症の新しい診断法が開発され、流行監視・疾患制御システムが確立されれば、ラオスおよび周辺メコン流域国の人びとの健康増進、同地域の食の安全につながる。さらには将来の水産業・観光業等の新産業の創出、経済開発にも大きな影響を与える。

研究実施風景

ラオス南部マラリア流行地でのフィールド調査風景。

ラオス南部マラリア流行地でのフィールド調査風景。

集めたろ紙血液からDNAの抽出を開始するSATREPSラオス研究者

集めたろ紙血液からDNAの抽出を開始するSATREPSラオス研究者

ラオスSATREPS研究者達

ラオスSATREPS研究者達

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

関連URL

ページ
TOPへ
ページトップへ