米国
運輸省(DOT)
運輸省と連邦航空局、電動垂直離着陸機統合パイロットプログラムで次世代航空機実証8案件を選定
THE FUTURE OF AVIATION IS HERE: Trump’s Transportation Secretary Sean P. Duffy and FAA Unveil Eight Selections for Pilot Program Testing Next-Gen Aircraft in America’s Skies(2026年3月9日付、運輸省(Department of Transportation:DOT)の標記発表の概要は以下のとおり)
運輸省と連邦航空局は本日、次世代航空モビリティの実現に向け、電動垂直離着陸機(eVTOL)を国家空域システムに統合するための「電動垂直離着陸機統合パイロットプログラム(eIPP)」において、8件の提案を採択したと発表した。
本プログラムは2026年夏までに開始される見込みであり、次世代航空機の運用試験を行う世界最大級の実環境試験基盤の一つを形成する。試験データは、新たな安全規制の策定に活用される予定である。
採択されたプロジェクトは以下の8件である。
- ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社
ニューイングランド地域において12種類の運用構想を検証し、eVTOL旅客運航を含む試験を実施する。 - テキサス州運輸局
ダラス、オースティンなどを結ぶ地域航空ネットワークを構築し、空飛ぶタクシー網を拡張する。 - ユタ州運輸局
太平洋岸北西部、ロッキー山脈地域、オクラホマ平原を含む4州において、次世代航空機と多様な運用構想の試験を実施する。 - ペンシルベニア州運輸局
複数州の連携により地域航空路線の再活性化を図り、地方航空路線維持制度(Essential Air Service)に類似した路線の運用を検証する。 - ルイジアナ州運輸開発局
メキシコ湾およびルイジアナ、テキサス、ミシシッピのエネルギー産業拠点への貨物・人員輸送能力を検証する。 - フロリダ州運輸局
貨物・旅客輸送、自動化、医療対応を対象とした運用試験を州全体で実施する。 - ノースカロライナ州運輸局
州内で有人医療輸送および地域運航を実施するとともに、バージニア州に拡張する自律運航を開発する。 - アルバカーキ市
自律飛行技術開発企業との連携の下、連邦航空局と調整しながら自律運航の早期実証を進める。
[DW編集局]