実用技術化プロジェクト

生物資源の制御によるバイオマス・有用成分の増産

領域概要

運営総括(PO):近藤 昭彦 /神戸大学 教授
運営総括(PO):
近藤 昭彦 /神戸大学 教授

植物・藻類などのバイオマスは二酸化炭素を固定して、バイオエタノール、バイオプラスチック、基幹化合物などに有用資源に変換することができることから、温室効果ガスの排出削減への貢献が期待されています。国内外で様々なバイオマス増産の研究が推進されていますが、野外や開放系での安定性や再現性、目的の物質の精製コストなど実用化にむけて多くのハードルがあります。
 本プロジェクトでは、生物が環境から固定するCO2を有効に利用するために、遺伝子改変や、代謝制御などによって、バイオマスの増産とその有用成分の効率的利活用を目指します。これまでALCAで推進されてきたバイオマス関連の研究開発課題で得られた知見を基に、技術や知見の融合などと併せて研究開発を行って実用化につなげることで、低炭素社会実現に貢献します。

  • 産業と技術革新の基礎をつくろう
  • 森の豊かさも守ろう
  • 気候変動に具体的な対策を

※2019年度に全課題が終了いたしました。

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