実用技術化プロジェクト

自律分散型次世代スマートコミュニティ

領域概要

運営総括(PO):出来 成人 / 神戸大学 名誉教授
運営総括(PO):
出来 成人 / 神戸大学 名誉教授

温室効果ガス排出削減の一環として、再生可能エネルギーを積極的に導入した低炭素社会コミュニティの形成が推進されております。本プロジェクトではこうした低炭素化自律分散エネルギー社会を目指した、災害に強いスマートコミュニティを念頭に、中核的なインフラであるビル、ホーム、移動体などをターゲットにサイエンスを基盤としたコア技術の創出とその社会実装を目指しています。

材料レベルから見直した新規高効率太陽電池の開発、及び日照量による発電量の変動や季節・時間帯による消費量の変動をバランスさせる革新的な蓄電デバイスを開発します。

また、高エネルギー密度蓄電池や高出力長寿命の高効率燃料電池を開発した高効率太陽電池に組み合わせることによって、スマートコミュニティにおける再生可能エネルギーの安定供給を目指します。

 さらに、革新的な断熱技術や超低消費電力機器を導入することによって、先進的な省消費エネルギー化も同時に図ります。

これまでのALCA研究で蓄積されてきたこれらの要素技術を基に、本プロジェクトで有機的に集積させ、産業界との連携も強化します。これらの取り組みにより、これまで以上に、各要素技術を実用化に近いフェーズにステップアップさせ、低炭素社会の形成に貢献します。

※2019年度に全課題が終了いたしました。

ALCA実用技術化プロジェクト
「自律分散型次世代スマートコミュニティ」公開成果報告会
 (令和2年10月15日開催)リーフレット


  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 産業と技術革新の基礎をつくろう

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