RInCAプログラムでは、研究開発の推進において、参画する自然科学や人文・社会科学の研究者、技術開発者、社会の関与者など多様なメンバー間で、「生命や人・社会の根源的価値に関わる共通課題」(問い) を探索し、継続的に議論を重ねることを求めています。
この議論では、人や社会の善きあり方に関わる諸概念の視座から、研究開発の問いの立て方を検討したり、実践や成果の意義を批判的に評価する営みを通して、ELSIが内包する課題とそれに対する応答を言語化、表象化していく作業が必要になります。それは、対象とする科学技術が目指す社会のあり方の是非や、実現しようとしている価値、科学技術がもたらす問題の責任の所在など、ELSI/RRIの取り組みが真に人類にとって価値のある社会の実現につながるための問いを立て、それに関わる思索の言語化に挑戦することでもあります。
RInCAではこの活動を「根源的価値の探求と言説化の取り組み」と呼び、プログラムの全体構想を支える基盤として位置づけています。

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