研究代表者

山本 潤
京都大学 大学院理学研究科
教授
研究概要
本研究では、物質中に「空間空隙」をトポロジカルにデザインして埋め込むことで、「高速局在モード」を生成し、またその界面を「分子超潤滑」する原理を確立します。すなわち、ナノスケールの空間に物質を分割することで高速応答性を実現し、その界面をSlipperyな界面とすることで超低電圧駆動を可能とします。これにより、既存の物質設計原理では到達できなかった夢の物性を設計し、特に「液晶」材料において近未来の情報表示機器への多様な応用を目指します。