『持続可能な天然ゴムエコシステムの社会実装拡大に向けた技術開発と新産業の創出』

研究代表者名(所属機関)
  • 河原成元 教授
    長岡技術科学大学大学院工学研究科物質材料工学専攻
共同研究者
笠井 大輔 准教授
長岡技術科学大学 大学院工学研究科
山口 隆司 教授
長岡技術科学大学 大学院工学研究科
珠坪 一晃 副領域長
国立環境研究所 地域環境保全領域
研究参加者
山本 祥正 准教授
東京工業高等専門学校 物質工学科
鎌土 重晴 教授・理事・副学長
長岡技術科学大学 大学院工学研究科
石井 宏幸 教授
北九州工業高等専門学校 生産デザイン工学科
青山 陽子 教授
沼津工業高等専門学校 物質工学科
佐藤 伸 准教授
公立鳥取環境大学 環境学部 環境学科
渡利 高大 助教
長岡技術科学大学 大学院工学研究科
国際コーディネーター
行宗 安友
元JST Singapore
国内研究機関 長岡技術科学大学、国立環境研究所、 公立鳥取環境大学、東京工業高等専門学校、沼津工業高等専門学校、北九州工業高等専門学校
国内協力機関
相手国 ベトナム社会主義共和国
相手国研究機関
相手国協力機関 ハノイ工科大学
外部支援機関 住友理工、住友ゴム工業(株)、ベトナムゴム組合
研究課題の概要  本研究は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、年間約 0.6 億トンの CO2 排出を伴う化石資源由来原料の合成ゴムを持続可能な生物資源由来原料の1つである天然ゴムへ置き換え、人類未踏産業を創成するための基盤を構築することを目的とする。天然ゴムに関する新技術として、たんぱく質フリー天然ゴム(窒素含有率 0.00w/w%)を固形化するためのスプレー-ドラム-ドライヤー法の確立、たんぱく質フリー天然ゴム製品を開発するための加硫配合処方の最適化と加硫技術の確立、天然ゴムおよび天然ゴム製品の生分解技術の確立とその国際標準化、資源回収型水処理を核とする環境保全技術の開発および社会実装に基づく独自の産業基盤を築くことにより、将来的には年間約 0.5 億トンの CO2 排出削減を目指す。天然ゴムに関する新産業を支え、生物資源の持続可能な利用に資する先導的技術者および研究者の育成を、ニーズが高いベトナムで推進し、社会実装される技術を確立する。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(566KB)
令和2年度(496KB)
評価報告書 評価報告書(119KB)
関連URL 河原研究室
笠井研究室
山口研究室
珠坪研究室
鎌土研究室
課題情報 (2021/3/8) Research News 2020