『地熱生産井掘削地点特定用の蒸気スポット検出技術の高精度化とボーリングによる実証』

研究代表者名(所属機関)
  • 小池 克明 教授
    京都大学 大学院工学研究科 都市社会工学専攻
共同研究者
後藤 忠徳 教授
兵庫県立大学 大学院生命理学研究科
柏谷 公希 准教授
京都大学 大学院工学研究科
久保 大樹 助教
京都大学 大学院工学研究科
麻植 久史 特定准教授
京都大学 大学院工学研究科
多田 洋平 特定研究員
京都大学 大学院工学研究科
国際コーディネーター
上潟口 徳次郎 特定職員
京都大学 大学院工学研究科
国内研究機関 京都大学、兵庫県立大学、JAXA、JAMSTEC、三菱マテリアル(株)、三菱マテリアルテクノ(株)
国内協力機関 山の手博物館、産業技術総合研究所、西日本技術開発(株)
相手国 インドネシア共和国
相手国研究機関 バンドン工科大学
相手国協力機関 エネルギー鉱物資源省、鉱物・石炭・地熱資源センター、Geo Dipa Energi社
外部支援機関 JICA、インドネシア科学院
研究課題の概要  本研究は、リモートセンシング・地球化学・鉱物学・数値シミュレーション技術を組み合わせて、地熱発電用のボーリングを掘削するのに適した場所を地表から正確に見つけるための手法を開発するものである。具体的には、ドローンによる地形データから地熱流体パスとなる亀裂の3次元分布解析、多くの表層ボーリングでのラドン濃度測定、流体地化学分析による貯留層温度と流体起源の推定、シミュレーションによる熱水流動系解明と蒸気卓越部の特定を行い、これらを地球統計学で統合し、高い空間分解能で蒸気スポット存在評価マップを作成する。高い評価域での電磁探査による地下の電気的性質から、探査ボーリングの位置を絞り込む。実際に深度500mほどのボーリングを実施し、得られた温度・圧力・鉱物情報から蒸気スポット存在評価精度を検証する。これらの成果により、地熱資源探査コストの大幅削減と開発技術の社会実装化を図り、地熱発電の大幅促進を目指す。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(3,401KB)
令和2年度(1,677KB)
評価報告書 評価報告書(132KB)
関連URL 研究代表者研究室
SATREPSプロジェクト『インドネシアにおける地熱発電の大幅促進を目指した蒸気スポット検出と持続的資源利用の技術開発』 京都大学側サイト
バンドン工科大学側サイト
SATREPSプロジェクト関連サイト
JICA ODA見える化サイト
課題情報 (2021/3/8) Research Progress 2020