革新的構造材料(終了課題)

最終更新日:2019年1月15日

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お知らせ

1.プログラムディレクター(PD)

岸PD

岸 輝雄(東京大学名誉教授、物質・材料研究機構顧問)

PDのメッセージ

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、CSTI(総合科学技術・イノベーション会議)が司令塔機能を発揮し、科学技術イノベーションを実現するものとして創設されました。 SIPは府省・分野を超えた横断型のプログラムであり、CSTIが課題を特定し、予算を重点配分し、各課題のPD(プログラムディレクター)を選定し、基礎研究から出口(実用化・事業化)までを見据え、規制・制度改革や特区制度の活用等も視野に入れて推進していくものです。その課題の一つが「革新的構造材料」です。

日本の工業材料、特に構造材料は日本全体の産業を支えるために重要な役割を担い続け、他産業をも牽引してきました。しかし、米欧に加えて新興国も猛追し、工業材料技術の国際競争力の強化は、国全体の競争力維持に直結する課題です。一方、日本が直面するエネルギー問題においては、省エネルギー、排出ガス削減が求められています。

本課題「革新的構造材料」は、強く、軽く、熱に耐える革新的材料を開発し、航空機を始めとする輸送機器・発電等産業機器への実機適用を行うとともに、エネルギー転換・利用効率向上を実現することを目指しています。さらに我が国が強い競争力を有する材料技術を基盤に、裾野産業も含めた航空機産業を育成、拡大していきます。この目標を達成するために、航空機のエンジンおよび機体に用いられる部材を主な対象に、(A)航空機用樹脂の開発とCFRPの開発、(B)耐熱合金・金属間化合物等の開発、(C)セラミックス基複合材料の開発、(D)マテリアルズインテグレーションの4つの研究開発項目を掲げ、研究開発を推進します(研究開発期間:最長5年)。本課題には、産学官の英知を結集させるべく、71機関(企業26、大学36、公的(非営利)機関9)が参画します。これらは拠点となる機関を中心にネットワークを構成し、連携して研究開発に加えて人材育成などにも積極的に取り組んでいきます。

SIP「革新的構造材料」の研究開発成果が日本の産業・エネルギーの課題解決に貢献するよう、努力を続けてまいります。関連する省庁をはじめ、皆様のご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「革新的構造材料」
PD(プログラムディレクター)
岸 輝雄

2.研究開発内容

2.1 概要

本課題「革新的構造材料」では、材料技術を基盤に、航空機産業を裾野産業も含め、育成、拡大することを目標としています。 この目標を達成するために、(a)航空機用樹脂の開発とFRPの開発、(b)耐環境性セラミックスコーティングの開発、(c)耐熱合金・金属間化合物等の開発、(d)マテリアルズインテグレーションの4つからなる研究開発項目を掲げ、強く、軽く、熱に耐える革新的材料を開発し、航空機を始めとした輸送機器・発電等産業機器への実機適用を行うとともに、エネルギー転換・利用効率向上を実現します。

2.2 研究開発計画

革新的構造材料 研究開発計画(PDF:614KB)内閣府のページへ

3.研究開発課題一覧

現在、4つの領域で、20(拠点型8課題、個別テーマ実施型12課題)の研究開発課題を実施しています。

研究開発課題一覧

4.研究体制

1. 運営会議
・PD、サブPD、JST担当及び内閣府担当
2. 領域拠点長全体会議
・運営会議構成員+4領域の領域長・拠点長
3. 領域長
・担当サブPDの指導・支援のもと、拠点長、個別テーマ代表と協力して、領域全体で目標達成
・拠点長と協力して、シンポジウム、ワークショップを開催
・SIP終了後に領域拠点として構造材料研究を牽引できるよう、体制作り
4. 拠点長:拠点(+個別テーマ)を統括
・実行計画策定:個別テーマで採択した課題とも目標・ロードマップを調整
・実行計画推進:個別テーマの進捗を把握し、拠点目標を達成
・拠点説明:シンポジウム、ワークショップで成果を発表
5. WG:横断的な課題につき、JSTの支援のもと運営

各領域 運営体制図

5.ダウンロード

その他様式
名称 作成/改定 ダウンロード
その他様式1_取材連絡票の追加 作成:平成27年4月1日 (Excel:29KB)

過去の書類一覧

パンフレット
名称 作成/改定 ダウンロード
日英併記版 改定:平成29年 (PDF:5.2MB)

過去の公募情報

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