イベント情報

サイエンスアゴラ2017に「革新的構造材料」「レジリエントな防災・減災機能の強化」の展示ブースを出展
(2017年11月24日~2017年11月26日 東京・お台場 テレコムセンタービル)

平成29年11月24日(金)~26日(日)の3日間にわたり、東京都・江東区のお台場テレコムセンタービルにて、日本最大級のサイエンスコミュニケーションのイベント「サイエンスアゴラ2017」が開催されました。

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は、内閣府が推進する研究開発プログラムです。本年はSIP11課題の内、JSTが管理法人をつとめる「革新的構造材料」、「レジリエントな防災・減災機能の強化」、そして農業・食品産業技術総合研究機構が管理法人をつとめる「次世代農林水産業創造技術」の3つの課題が協力して、「日本発の科学技術イノベーションが未来を拓く!」ブースを出展し、それぞれの課題の研究開発の意義、成果を紹介しました。

「革新的構造材料」は、飛行機のジェットエンジンの組立体験を始め、強く、軽く、熱に耐えるジェットエンジン等の航空機に使われる材料の最新の研究開発について紹介しました。過去に国内で開発されたジェットエンジンの実際の部品、そしてSIPの研究で得られた新しい材料を直接「見て・触る」ことができ、日本の航空機材料開発の現状について子供や学生にもわかりやすく紹介しました。

「レジリエントな防災・減災機能の強化」は、地震の揺れをリアルに再現するVRシステム「バーチャル地震体験」コーナーを設置し、地域との協働や情報連携、防災意識啓発などに取り組む名古屋大学減災連携研究センターの活動を紹介しました。参考例として、住宅の耐震化の重要性を考える教材「ピノキオぶるるくん」の体験も行いました。災害に対する意識を高めることで、防災社会の実現を目指します。

会期を通じてサイエンスアゴラ2017には多くの来訪者が訪れ、本展示ブースでも幼児から高齢者まで幅広い年代の多数の来場者で賑わいました。サイエンスアゴラへの出展を通じて、広く一般の方々にSIPの成果を知っていただく機会となりました。

  • JSTフェア2017
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