2014年(平成26年)3月31日をもちまして、領域の活動は終了致しました。

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脱温暖化をめざして
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領域アドバイザー

独立行政法人国立環境研究所  社会環境システム研究センター 主任研究員  藤野 純一

藤野 純一 2004年4月から日本低炭素社会研究プロジェクトに5年間携わり、仲間と共に2050年までにco2排出量を大幅削減する「低炭素社会」のシナリオ作りを行ってきました。中部国際空港で知り合った芸術家の方にLCS2050のはがきを書いていただき、名刺代わりにするなど、低炭素社会のコンセプトの浸透に努力してきました。一方で、低炭素社会がなかなか実現しない現実を目の当たりにしていました。
 2011年3月11日に東日本大震災が起こり、剥き出しになった地域の現状を目の当たりにするにつれ、シミュレーションモデルが導く論理的なシナリオと現実には、大きなギャップがあることを改めて痛感しました。そして、地域の歴史や風土、文化に根差した社会システムデザインについて、さらに関心を持つようになりました。
 こういう状況下だからこそ、地域社会への貢献を誓った科学の挑戦に関われることに感謝します。どうぞよろしくお願いいたします。



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