2014年(平成26年)3月31日をもちまして、領域の活動は終了致しました。

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脱温暖化をめざして
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成果報告書

「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域は平成25年度末をもって、終了しました。
領域の活動および成果を報告書にまとめました。ダウンロードいただけます。

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研究開発実施報告書はRISTEXのホームページに掲載しています。

出版物

生存科学シリーズ No.11 地域が元気になる脱温暖化社会を!-「高炭素金縛り」を解く「共-進化」の社会技術開発-
◆生存科学シリーズ No.11
地域が元気になる脱温暖化社会を!-「高炭素金縛り」を解く「共-進化」の社会技術開発-

編著:堀尾正靱、重藤さわ子
表紙装画:堀尾正靱

公人の友社 定価(本体800円+税) 2014年3月19日発行

石油などの鉱物エネルギーに高度に依存しながら展開してきた世界の近代化は、高効率な産業社会を生み出してきました。しかし、地球環境は有限で、現代社会が排出する温室効果ガスの増加による気候変動が、いまや猛威をふるい始めています。
持続型社会への挑戦は、1990年代からはじめられましたが、既存のインフラ、制度、生産・流通・金融システムによって縛られているこの現代社会の低炭素 化は、いわば高炭素状態に金縛りになった「カーボン・ロックイン」状態にあるといえます。また、鉱物エネルギー資源の寿命も長くはありません。高炭素金縛 り状態をアンロックし、本格的な低炭素社会に移行すること、つまり「近代の作り直し」が、2050年をめどにした、しかしすぐに取り組まなければならない 課題として、わたしたちの前につきつけられています。
その作り直しにおいては、金縛りの中にある産業社会のメインプレイヤーの努力が重要であるとはいえ、むしろ受動的にかかわってきた市民、地方、地域が、新 しい価値観に基づくバリューチェーンを創出し、持続型社会を開拓するプレイヤーになっていくことが重要なはずです。

■目次■
刊行によせて
第1章 研究開発領域設定の背景
第2章 研究開発領域の成果とその検証
第3章 地域が元気になる脱温暖化社会を実現するために
あとがき

生存科学シリーズ No.10 お買い物で社会を変えよう!
◆生存科学シリーズ No.10
お買い物で社会を変えよう!

編著:永田潤子

公人の友社 定価(本体800円+税) 2014年3月19日発行

工業や交通などの部門で低炭素化が進むなか、なかなかCO2削減が進まなかった民生部門の市民生活を低炭素化するための新たなアプローチとして、「お買い 物」という日常生活を変えること、そしてそこに関わる生産から消費までのバリューチェーン全体で低炭素化を進めることを目指したプロジェクトが「名古屋 発!低炭素型買い物・販売・生産システムの実現」(お買い物革命)です。
本書では、そのアプローチ手法としての「リサーチャーズクラブ」を紹介していきます。

■目次■
本書の刊行によせて
第1部 レクチャー「お買い物で社会を変えよう」
1 お買い物が社会を変える?
2 お買い物革命!プロジェクト
3 リサーチャーズクラブの成果と運営のポイント
第2部 「リサーチャーズクラブ」づくりの手引書

おかいもの革命!消費者と流通販売者の相互学習型プラットホームによる低炭素型社会の創出
◆おかいもの革命!
消費者と流通販売者の相互学習型プラットホームによる低炭素型社会の創出


編著:永田潤子

公人の友社 定価(本体2000円+税) 2014年3月20日発行

本書は、JST(科学技術振興機構)社会技術研究開発センター「地域に根差した脱温暖化環境共生社会研究開発領域」に採択された「名古屋発!低炭素型買い物・販売・生産システムの実現」研究プロジェクトでの取り組み成果を軸にとりまとめたものです。
研究プロジェクトでは、現在の温暖化の要因のひとつとして、消費者・流通販売者・生産者の三者が分断(固定化)され、十分なコミュニケーションがとれていないために、バリューチェーン全体が大量生産・大量消費型となっていると考え、その解決のために、“消費者、流通販売者、生産者の相互学習型プラットホーム”を構築し、三者の対等な関係におけるコミュニケーションを通して創造的な議論を行う“共創・創発マネジメント”により、消費者のお買い物、さらにはバ リューチェーン全体の低炭素型社会へのシフトを目指すことを目標とする、新しいアプローチ手法の開発を試みました。
具体的には、消費者・流通販売者と生産者からなる学習の場(「リサーチャーズクラブ」という名称のプラットホーム)を構築し、身近な買い物である食料品や 日用品を中心的なターゲットとし、このプラットホームにおける対話や相互学習がどのように消費者の意識や購買行動に影響を与えるのか、同時に流通販売者・ 生産者の変容や経営戦略への有効性について、実際の店舗での実証実験等を通じて検証しつつ考察しました。さらには、運営や社会実験を通しプラットホームを 機能させる要件などの集約も試みました。

■目次■
はじめに
第1章 相互学習型プラットホーム創出の意義と可能性
第2章 実践事例1:ユニー(株)との協働事例
第3章 実践事例2:(株)ジェイアール東海高島屋との協働事例
第4章 消費者の変容:リサーチャーズクラブ・プラスの活動から
第5章 消費者の変容:消費者教育から見た一考察
第6章 購買行動の変容によるCO2削減効果の評価-食料品を対象として-
第7章 野菜の購買と脱温暖化シナリオ
おわりに

生存科学シリーズ No.9 省エネルギーを話し合う実践プラン46 エネルギーを使う・創る・選ぶ
◆生存科学シリーズ No.9
省エネルギーを話し合う実践プラン46 エネルギーを使う・創る・選ぶ

著者:中村洋、安達昇
編者:科学技術振興機構社会技術研究開発センター「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域

公人の友社 定価(本体1,500円+税) 2013年12月発行

「学校や家庭で使えるもの」を念頭に、省エネルギー、創エネルギーを含め、脱温暖化への気づきをサポートできる教材として、東京大学 花木啓祐教授を研究代表者とする研究開発プロジェクト「主体的行動の誘発による文の京の脱温暖化」の成果の一部をとりまとめたものです。
この本は、特に未来をつくる主役である児童・生徒がエネルギーの使い方、創り方を話し合うことができる実用的な材料となるような構成を意図して制作しました。

イノベーションを確実に遂行する 実践 プログラムマネジメント
◆イノベーションを確実に遂行する 実践 プログラムマネジメント

編著者:吉田 邦夫、山本 秀男

日刊工業新聞社 定価(本体2,000円+税) 2012年3月発行

「科学技術イノベーションに適した環境創出」に向けて政府施策が始動する中で、イノベーションの生成プロセス全体を鳥瞰的にとらえ、次の打ち手を考える思考法と実践法を紹介する。国と社会が求めるプログラムマネジメント実践の真髄を説き明かす。

脱温暖化 地域からの挑戦 -山形・庄内の試み-
◆脱温暖化 地域からの挑戦 -山形・庄内の試み-

編著者:黒田 昌裕、大歳 恒彦

慶応義塾大学出版会 定価(本体3,200円+税) 2012年4月16日発行

地域経済の自律的な活性化とCO2削減に向けた地域資源活用の両立を目的として、第1部では、山形県4地域(村山・置賜・庄内・最上)に おける地域間産業連関表による現状分析とCO2排出量推計を行う。第2部では、新エネルギーの開発利用、農業・林業・中小企業・都市生活での脱温暖化の試みと可能性を提示する。

生存科学シリーズ No.3 
◆生存科学シリーズ No.8
地域分散エネルギーと「地域主体」の形成-風・水・光エネルギー時代の主役を作る-

編者:小林久・堀尾正靱
著者:地域分散電源等導入タスクフォース
表紙装画:堀尾正靱

公人の友社 定価(本体1,400円+税) 2011年10月31日発行
生存科学シリーズ No.8地域分散エネルギーと「地域主体」の形成-風・水・光エネルギー時代の主役を作る-
◆生存科学シリーズ No.3
小水力発電を地域の力で

監修者:小林久・戸川裕昭・堀尾正靱
編著者:地域分散電源等導入タスクフォース
表紙装画:堀尾正靱

公人の友社 定価(本体1,200円+税) 2010年12月10日発行
地域分散電源等導入タスクフォース
「地域分散型電源タスクフォース」(座長代行:茨城大学 小林 久教授)は、小水力を重点に活動してまいりましたが、「小水力発電ハンドブック」を公人の友社から発行し、一つの区切りをつけました。これからは、「地域分散エネルギータスクフォース」と改称、東京都環境局 谷口 信雄様を座長代行とし、さらなる展開を図ります。

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