研究開発テーマ

サブ課題D :「新たな『学び』」×働き方×バーチャル空間における有効性確認(ショーケースの提示)

 サブ課題Dでは、人々を変容させ、学び方・働き方を変え、教育や産業の変容を促し、その連鎖で地域社会全体を変えていく「ショーケース」としての社会実験に取り組みます。
 今後、Society 5.0へと社会全体が移行するためには、これまでの知識、技術、手法など不十分であるという認識にたって、移行を、励起させるために現在社会で働いている人々をまず「新しい社会に適応する人材」へと変容させることが鍵となります。即ち、最初に変容(覚醒)した人々が自らの場(働く場)で新しい社会に適した変革を行い、その行動に触発された人々が学び、覚醒し、自らの行動と活動する場を変革するといった変革の連鎖を生むことが重要です。
 また、本課題が目指す新たな学び方・働き方を実社会において持続的に発展・展開し、実証地域の社会変革を実現するためには、個々の研究開発にとどまらず、それらを有機的に連携させながら実証・効果検証を行うことで、さらに大きな集合知を創成し、学術的・社会的な進歩を促すことが必要となります。
 このため、サブ課題Dにおいては、公募採択の結果を踏まえて北海道を実証地域とし、サブ課題A~Cの成果を取り込みながら、実証・効果検証を繰り返すことで、学びを通して変容(覚醒)した人々の総合知が生み出すイノベーションを通じて、働き方が変わり、同地域の主要産業の革新がもたらされた新たな社会(Society 5.0として目指すべき社会)が可視化されるプロトタイプを創出することを目指しています。その際に、まずは北海道伊達市に集中的に成果を結集し、基礎自治体においてSociety5.0のショーケースを実現することを目指します。
 サブ課題Dでは、3つのテーマ(主担当)を採択しています。

サブ課題Dの研究開発テーマと担当

※赤:テーマ担当(主) 青:テーマ担当(副) (略称・敬称略)

サブ課題D(主担当)の採択テーマ

研究開発テーマ名 研究開発責任者名 研究開発概要 リンク
自分らしく生き、自分の意志で決定できる社会をつくる学びの北海道モデルの構築と展開 吉野 正則
(北海道⼤学産学・地域協働推進機構特任教授)
誰もが他者とともに自分らしく生きることを学べ、自分の意思で決めることがでる社会を実現するため、持続的な学びあいの場である3rd Placeを構築するとともに、研究開発成果の実装に向けて、北海道における地域とのコーディネートを実施する。
北海道における産業活性化および雇用創出に繋がる社会人の学び直しのための基盤の構築と実証 長谷山 美紀
(北海道大学副学長・データ駆動型融合研究創発拠点 拠点長)
産官学の強固な連携のもと社会人向けデジタルリスキリングプログラムを開発・運用することにより、「地域全体のデジタルスキルの底上げ」および「地域デジタル中核人材の育成」を図る。
Society5.0時代の農業における「新たな『学び』×働き方」のショーケースの提示と実証 山中 真也
(室蘭工業大学 大学院工学研究科 教授)
北海道伊達市に理想的な未来社会「誰もがいつでもどこでも自分らしい生き方ができ、それが社会全体の発展にもつながる社会、小人口化社会においても多くの人々と豊かな関係性の構築が可能な社会」を実装し、そのプロセスを記述して、他地域への横展開を図る。 https://dtpro.jp/