プロジェクト紹介

小槻 峻司PM 写真

目標8 研究開発プロジェクト(2023年度採択)海上豪雨生成で実現する集中豪雨被害から解放される未来

プロジェクトマネージャー(PM)小槻 峻司千葉大学 国際高等研究基幹/環境リモートセンシング研究センター 教授

概要

本プロジェクトでは、陸域の集中豪雨被害を緩和するために、上流の海上で事前に豪雨を起こして大気中の水蒸気量を大幅に減らす気象介入技術を開発します。大気を直接改変できる力には限界があるため、介入効果を最大化して豪雨を生成するための数理に基づく気象制御手法を確立します。開発する技術の社会実装に向け、法制度や環境リスク評価などの社会科学研究も推進し、2050年までに社会が受容可能な気象制御技術を確立します。

概要イメージ

2032年のマイルストーン

  • 気象制御実行の判断に資する費用対効果を、水害被害推定モデルを用いて明らかにする手法を確立します。
  • 国内外との社会合意に向けて、立法化・制度化案を提案します。
  • 介入するための実機を工学的に開発し、小規模屋外実験を実施して効果を検証します。

2027年のマイルストーン

  • 介入効果を最大化する数理手法を開発して介入の位置等を最適化し、陸域の集中豪雨が緩和可能であることを計算機上で実証します。
  • 実現可能な介入手段候補を1つ以上確定し、付随する倫理的・法的・社会的課題が解決可能である見通しを示します。
  • 日本全国の水害被害推定モデルの開発を完了します。

研究開発の概要

  • 海上豪雨生成で実現する集中豪雨被害から解放される未来
研究開発項目
  • 1. 気象制御手法の開発
  • 2. データ駆動型気象予測手法の開発
  • 3. 気象情報の潜在空間表現
  • 4. 気象制御計算システムの開発
  • 5. 海上豪雨生成に有効な介入操作の検討
  • 6. 気象介入手段の工学的実現
  • 7. 法的課題の解決
  • 8. 経済被害推定
  • 10. 情報科学を活かした社会調査・発信

課題推進者リスト(2024年4月1日現在)

研究開発項目1 大塚 敏之 京都大学 大学院情報学研究科 教授
研究開発項目1 小蔵 正輝 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授
研究開発項目2 松岡 大祐 海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 グループリーダー
研究開発項目2 計良 宥志 千葉大学 大学院情報学研究院 助教
研究開発項目3 徳田 慶太 順天堂大学 健康データサイエンス学部 講師
研究開発項目3 薄 良彦 京都大学 大学院工学研究科 准教授
研究開発項目3 井元 佑介 京都大学 高等研究院 特定准教授
研究開発項目4 岡﨑 淳史 千葉大学 環境リモートセンシング研究センター 准教授
研究開発項目4 小槻 峻司 千葉大学 国際高等研究基幹/環境リモートセンシング研究センター 教授
研究開発項目4 金丸 佳矢 情報通信研究機構 電磁波研究所 研究員
研究開発項目5 安永 数明 富山大学 都市デザイン学部 教授
研究開発項目5 濱田 篤 富山大学 都市デザイン学部 准教授
研究開発項目5 平賀 優介 東北大学 大学院工学研究科 助教
研究開発項目6 増永 浩彦 名古屋大学 宇宙地球環境研究所 准教授
研究開発項目7 重本 達哉 大阪公立大学 大学院法学研究科 准教授
研究開発項目7 近藤 卓也 北九州市立大学 法学部 准教授
研究開発項目7 福重 さと子 岡山大学 学術研究院社会文化科学学域 教授
研究開発項目7 嘉村 雄司 島根大学 法文学部 准教授
研究開発項目7 堀 智晴 京都大学 防災研究所 教授
研究開発項目8 山田 真史 京都大学 防災研究所 助教
研究開発項目8 山田 進二 SOMPOリスクマネジメント株式会社 リスクアナリティクス部 部長
研究開発項目8 風間 聡 東北大学 大学院工学研究科 教授
研究開発項目9 立花 幸司 千葉大学 大学院人文科学研究院 准教授
研究開発項目10 舩冨 卓也 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 准教授
研究開発項目10 久保 尋之 千葉大学 大学院情報学研究院 准教授

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