『充放電高電流密度を確保するための亜鉛空気2次電池用実用電極触媒の開発』

研究代表者名(所属機関)
  • 米澤 徹 教授
    北海道大学 大学院工学研究院 材料科学部門
共同研究者
グエン タンマイ 助教
北海道大学 大学院工学研究院
研究参加者
王 利勝 研究員
北海道大学 大学院工学研究院
徳永智春 助教
名古屋大学 大学院工学研究科
国際コーディネーター
米澤 徹 教授
北海道大学 大学院工学研究院 材料科学部門
国内研究機関 北海道大学
国内協力機関 名古屋大学
相手国 タイ王国
相手国研究機関
相手国協力機関 チュラロンコン大学
外部支援機関 セントラーレ スペレック
研究課題の概要  本研究は、2次電池の1つである亜鉛空気電池などの亜鉛系電池で次世代のエネルギー環境を大きく変えることを目標としている。亜鉛空気電池は、リチウムイオン電池に比べると5倍以上のエネルギー蓄積が可能である。タイは亜鉛の産出国であり、亜鉛系電池はタイにおいて大きく注目されている。また、リチウムより亜鉛は安全性が高い金属である。そのため、据置型2次電池を考える時、例えば亜鉛空気電池はとても低いWhあたりのコストを示す。そこで、本研究では、亜鉛系電池の実用化のために、電流密度の向上を目指した触媒系の構築と、それを用いた実用に近い亜鉛系電池の創製を目指す。本研究において目指す実装に向けた電流密度は60mAcm-2程度である。本研究により実用に耐える触媒を得て、それを用いて、実際に亜鉛空気電池、亜鉛フロー電池モジュールを組み立て、実用可能性を実証する。特に設置型亜鉛系2次電池の実用化により、電力平準化に貢献できるとともにエネルギーをよりクリーンに、また、国産鉱物を用いた技術革新をもたらす可能性がある。以上の取り組みを通して、日本発の新しい2次電池技術の実用化を加速し、SDGsのクリーンエネルギーを中心とする課題解決を支援する。
研究体制図
関連URL 北海道大学 大学院工学研究院