『カザフスタンのウラン鉱山周辺地域における安全環境確保に向けた取組』

研究代表者名(所属機関)
  • 坂口 綾 准教授
    筑波大学数理物質系化学域/アイソトープ環境動態研究センター
共同研究者
佐藤 斉 教授
茨城県立医療大学保健医療学部
遠藤 暁 教授
広島大学 大学院先進理工学系科学研究科
星 正治 名誉教授
広島大学平和センター
国際コーディネーター
星 正治 名誉教授
広島大学平和センター
国内研究機関 筑波大学、茨城県立医療大学、広島大学
国内協力機関
相手国 カザフスタン共和国
相手国研究機関
相手国協力機関 ユーラシア国立大学、アスタナ医科大学
外部支援機関
研究課題の概要  本研究は、ウラン鉱山周辺地域における安全な水・大気環境の改善や保証が、カザフスタン(つくる国)のみならずエネルギー利用の恩恵(つかう国)を受けている国々により施行されることを最終目標とし、具体的には北カザフスタンのウラン掘削地域における環境水、飲料水(水道水・井戸水)や大気中の微細粒子(エアロゾル)に含まれるウランおよび子孫核種(ある核種が放射性崩壊/壊変した結果として生成する核種のこと)を定量的に把握する事を目的とする。この目的達成のため、①ウランおよびウラン系列子孫核種の分析法検討、②環境水・飲料水中のウランおよびウラン系列子孫核種の組成・濃度把握、③粒径別大気浮遊塵中ウランおよびウラン系列子孫核種の組成・濃度把握、④本課題に持続的に取り組む人材育成の4課題を遂行する。以上の取り組みを通して、資源利用国が資源産出国の環境保全に責任を持つ象徴的事例を作り、同様の他の取り組みを促し、SDGsの安全な水を中心とする課題解決を支援する。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(1,556KB)
令和2年度(957KB)
評価報告書 評価報告書(110KB)
関連URL 筑波大学 アイソトープ環境動態研究センター
広島大学 平和センター