『火山噴火リアルタイムハザード予測の高度化とその社会実装に向けた実証試験』

研究代表者名(所属機関)
  • 井口 正人 教授・センター長
    京都大学 防災研究所 火山活動研究センター 火山噴火予知研究領域
共同研究者
宮本 邦明 顧問
日本工営株式会社 中央研究所
研究参加者
為栗 健 准教授
京都大学 防災研究所 火山活動研究センター 火山テクトニクス研究領域
山田 大志 助教
京都大学 防災研究所 火山活動研究センター 火山噴火予知研究領域
田島 靖久 担当課長
日本工営株式会社 中央研究所 総合技術開発第2部
九鬼 和広 課長補佐
日本工営株式会社 コンサルタント国内事業本部
国際コーディネーター
井口 正人 教授・センター長
京都大学 防災研究所 火山活動研究センター 火山噴火予知研究領域
国内研究機関 京都大学、日本工営株式会社
国内協力機関
相手国 インドネシア共和国
相手国研究機関
相手国協力機関 火山地質災害軽減センター、火山観測技術開発センター
外部支援機関 鹿児島市、ジョグジャカルタ特別州スレマン県、西ジャワ州ガルート県、東ジャワ州ルマジャン県、マラン県
研究課題の概要  本研究は、噴火ハザードに対する警戒区域を明示するために、火山観測データから噴出物量を予測し、多数のシナリオとそのチェーンから構築される膨大なハザードマップデータベースを検索し、適切なハザードマップを抽出するシステムを火山噴火の現場であるインドネシアの火山地質災害軽減センターの観測所に導入する。127の活火山を有するインドネシアは噴火の発生頻度が高いため、火山噴火によるハザードからの避難が最も重要である。火山噴火に前駆する地震活動や地盤変動などの観測データから噴出物量を予測するための経験式を過去の噴火に関するデータおよび現在観測中のデータに基づいて確立し、噴火事象系統樹に基づいてハザード要因を抽出する。予測噴出物量に基づく最適ハザードマップを抽出するシステムを開発し、グントールとスメル火山の観測所に設置する。観測所職員のキャパシティ・ディベロップメントを図ため、観測所職員の研修を日本でも行う。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(2,099KB)
令和2年度(1,210KB)
評価報告書 評価報告書(135KB)
関連URL 火山活動研究センター 桜島火山観測所
京都大学防災研究所火山活動研究センター
SATREPSプロジェクト関連サイト
JICA ODA見える化サイト