『ケニアの稲作生産性向上に向けた改良イネ品種の導入と栽培技術の高度化』

研究代表者名(所属機関)
  • 槇原 大悟 准教授
    名古屋大学 農学国際教育研究センター
共同研究者
土井 一行 准教授
名古屋大学 大学院生命農学研究科
菊田 真由実 特任助教
名古屋大学 アジア共創教育研究機構
櫻井 武司 教授
東京大学 大学院農学生命科学研究科
研究参加者
芦苅 基行 教授
名古屋大学 生物機能開発利用研究センター
榊原 均 教授
名古屋大学 大学院生命農学研究科
杉浦 大輔 助教
名古屋大学 大学院生命農学研究科
永井 啓祐 助教
名古屋大学 生物機能開発利用研究センター
辻 寛之 准教授
横浜市立大学 木原生物学研究所
国際コーディネーター
槇原 大悟 准教授
名古屋大学 農学国際教育研究センター
国内研究機関 名古屋大学、東京大学
国内協力機関
相手国 ケニア共和国
相手国研究機関 ケニア農畜産業研究機構、国家灌漑公社
相手国協力機関 ケニア農畜水産省(支援機関)、ケニア植物検疫所
外部支援機関 種子生産事業者、稲作農家、収穫・貯蔵・精米・販売事業者
研究課題の概要  サブサハラ・アフリカの多くの国では、近年コメの消費量が急増しており、イネの生産性向上が地域における食糧安全保障上の重要課題である。しかし、現地では、干ばつ、高標高地における冷害、病虫害などのため、イネの収量は低迷している。本研究では、ケニアを対象国として、有用農業形質遺伝子を交配とマーカー選抜で導入したイネ品種と、その能力を最大限に発揮させる栽培技術を組み合わせることによって、大幅なコメ増産が実現できることを実証する。そのために、これまでに開発した耐冷性、いもち病抵抗性、収量性などを強化した系統の品種化プロセスを進めるとともに、さらなる品種改良に取り組む。また、新品種の種子を生産管理し、農家に供給するためのシステムを構築する。さらに、標高1100~1200mに広がるムエア灌漑地区の農家圃場において耐冷性品種を使った二期作のデモ栽培を行い、生産性を評価するとともに、稲作技術改善の経済的効果を検証する。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(779KB)
令和2年度(427KB)
評価報告書 評価報告書(156KB)
関連URL アフリカ稲作研究プロジェクト
名古屋大学 農学国際教育研究センター
SATREPSケニア稲作研究プロジェクト
SATREPSプロジェクト関連サイト
JICA ODA見える化サイト