『海底地震観測と構造物脆弱性の知見を活かした津波避難教育プログラムのパイオニア的実証実験』

研究代表者名(所属機関)
  • 伊藤 喜宏 准教授
    京都大学 防災研究所 地震予知研究センター 地震予知情報研究領域
共同研究者
畑山 満則 教授・センター長
京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター 災害情報システム研究領域
矢守 克也 教授
京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター 巨大災害課程研究領域・地震予知研究センター 内陸地震研究領域
研究参加者
中野 元太 助教
京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター 巨大災害課程研究領域
Emanuel Soliman Gracia 特任助教
京都大学 防災研究所 地震予知研究センター 地震予知情報研究領域
伊藤 恵理 特定研究員
京都大学 防災研究所 社会防災研究部門 地震リスク評価高度化(阪神コンサルタンツ) 研究分野
岩堀 卓弥 特別研究員
慶應義塾大学 環境情報学部
国際コーディネーター
伊藤 喜宏 准教授
京都大学 防災研究所 地震予知研究センター 地震予知情報研究領域
国内研究機関 京都大学
国内協力機関 慶應義塾大学
相手国 メキシコ合衆国
相手国研究機関
相手国協力機関 メキシコ国立自治大学、メキシコ国立防災センター、ゲレロ州防災局、シワタネホ市防災局
外部支援機関 コーディア(株)、NM Media Production、GCM(相手国企業)、GeoeXplore(相手国企業)
研究課題の概要  本研究は、地震・津波災害のポテンシャル評価および地震・津波災害の軽減に向けた減災教育プログラムの実証実験をメキシコ国内において実施する。特に以下3項目の研究を実施する。(1)日本発の海底観測技術の定着とラテンアメリカ地域への水平展開およびメキシコ国内における自律的発展を見据えた実証実験として、ゲレロ州沖の海底地震・測地観測網を拡充する。(2)ゲレロ州沿岸部のシワタネホ市にて稠密地盤応答調査および構造物の耐震調査を実施する。地震時の建物の倒壊を考慮した津波避難シナリオを減災教育プログラムに実装して避難訓練を実施する。(3)シワタネホ市における地震・津波減災教育の実践と効果をローカルなエスノグラフィー映像を用いた減災教育プログラムとしてまとめ、Webコンテンツとして実装し普及活動を行う。これらの実施により、将来のメキシコ国内の地震・津波被害を軽減しSDGsの達成に寄与することを目的とする。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(565KB)
令和2年度(420KB)
評価報告書 評価報告書(283KB)
関連URL SATREPS UNAM Research Project
京都大学防災研究所地震予知研究センター
京都大学防災研究所
SATREPSプロジェクト関連サイト
JICA技術協力プロジェクトサイト
JICA ODA見える化サイト
課題情報 2021/04/15 Nature Communications掲載情報
2021/06/28 Nature Communications掲載情報