『ベトナム在来豚の特性を活用した内在性レトロウイルス(PERV)フリー系統の開発』

研究代表者名(所属機関)
  • 菊地 和弘 グループ長補佐
    農研機構 生物機能利用研究部門 生物素材開発研究領域 動物モデル開発グループ
共同研究者
谷口 雅章 上級研究員
農研機構 畜産研究部門 食肉用家畜研究領域食肉用家畜モデル化グループ
宮澤 光太郎 グループ長補佐
農研機構 動物衛生研究部門 人獣共通感染症研究領域新興ウイルスグループ
ダン グェン タイン クアン 主任研究員
農研機構 生物機能利用研究部門 生物素材開発研究領域 動物モデル開発グループ
研究参加者
荒川 愛作 主任研究員
農研機構 畜産研究部門 食肉用家畜研究領域食肉用家畜モデル化グループ
岡村 俊宏 主任研究員
農研機構 畜産研究部門 食肉用家畜研究領域食肉用家畜モデル化グループ
宮崎 綾子 主任研究員
農研機構 動物衛生研究部門 動物感染症研究領域ウイルスグループ
国際コーディネーター
菊地 和弘 グループ長補佐
農研機構 生物機能利用研究部門 生物素材開発研究領域 動物モデル開発グループ
国内研究機関 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
国内協力機関
相手国 ベトナム社会主義共和国
相手国研究機関
相手国協力機関 ベトナム国立畜産研究所、ベトナム国立農業大学獣医学部
外部支援機関
研究課題の概要  iPS細胞などを用いたヒト再生医療研究では、ドナー不足解消とともに臓器の大きさや生理学的な類似性によりブタの利用が期待されている。しかしながらブタはゲノム中に多数の内在性レトロウイルス(PERV)に由来する配列を保持しており、ブタ体内で作った移植用臓器をヒトで利用するには、PERVに由来する感染症の問題をクリアする必要がある。我々はベトナムにはPERV配列が少ない在来種が存在することを見いだした。本研究では、ベトナム在来種を用いたPERV低コピーブタ系統の作出とさらなるPERVフリー化に向けた技術開発を行う。また、これらの育種資源を安全に維持・増殖させるための在来豚育種施設における感染症発生低減技術の確立も行う。国内機関として農研機構が、現地のベトナム国立畜産研究所並びにベトナム国立農業大学獣医学部の協力の下実施する。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(821KB)
令和2年度(458KB)
評価報告書 評価報告書(128KB)
関連URL 農業・食品産業技術総合研究機構
SATREPSPプロジェクト関連サイト
JICA技術協力プロジェクトサイト
JICA ODA見える化サイト
課題情報 (2021/3/8) REV_Highlight 2020