『マレーシアでの生分解性ナノコンポジット事業の実現』

研究代表者名(所属機関)
  • 白井 義人 教授
    九州工業大学 大学院生命体工学研究科 白井研究室、
    九州工業大学・マレーシアプトラ 大学海外教育研究拠点 MSSC
共同研究者
安藤 義人 准教授
九州工業大学 オープンイノベーション推進機構
前田 憲成 教授
九州工業大学 大学院生命体工学研究科
国際コーディネーター
白井 義人 教授
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 白井研究室、九州工業大学・マレーシアプトラ 大学海外教育研究拠点 MSSC
国内研究機関 九州工業大学白井研究室、九州工業大学安藤研究室、九州工業大学前田研究室
国内協力機関
相手国 マレーシア
相手国研究機関
相手国協力機関 マレーシアプトラ大学、マレーシアエネルギー科学技術環境気候変動省、ZoepNano Sdn. Bhd.
外部支援機関 化学物質評価研究機構 久留米事業所、Nextgreen Global Bhd.
研究課題の概要  現在、途上国の経済発展に伴い、大量のプラスチックゴミによる海洋汚染が問題になっている。マレーシア政府は3年以内にレジ袋などの使い捨てプラ全てに、環境の微生物が分解する生分解性のプラを用いることを政策目標に掲げている。一方、生分解性プラは強度がやや低い欠点があり、レジ袋などの破損が危惧される。我々はSATREPS事業で生分解性のあるセルロースナノファイバー(CNF)の廉価製造法を開発し、マレーシアでの事業化に成功した。また、プラスチック樹脂の強度を上げる目的で、バイオマス繊維を用いた樹脂コンポジットの廉価製造法も開発した。事業終了後はCNF・樹脂コンポジットの製造法の開発にも成功した。今回は、これらの実績を基に、CNF・生分解性コンポジットの製造法を開発すると同時に、開発したコンポジットの微生物による生分解性機構を明らかにし、まず、マレーシアでの事業化を目標とする。そして、将来的には日本への事業移転を目指す。
研究体制図
実施報告書 令和3年度(2,262KB)
令和2年度(1,037KB)
評価報告書 評価報告書(133KB)
関連URL 白井研究室
安藤研究室
前田研究室
SATREPSプロジェクト関連サイト
JICA技術協力プロジェクトサイト
JICA ODA見える化サイト
課題情報 (2021/3/8) Project News 2020