魚崎 浩平
北海道大学 名誉教授/物質・材料研究機構 名誉フェロー/科学技術振興機構 研究開発戦略センター 上席フェロー
世界各国においてカーボンニュートラルの実現に向けた動きが加速し、GX(グリーントランスフォーメーション)関連投資も拡大を続けています。2050年カーボンニュートラルの実現と産業競争力の強化・経済成長の両立には、既存技術の導入に加え、革新的な新規技術の創出が不可欠です。
そのためには、産業界における実証や技術開発と並行して、アカデミアにおける研究開発や人材育成への支援、さらには企業とアカデミアの連携による社会実装の推進が求められています。
JSTではこれに応え、2023年度より「戦略的創造研究推進事業 ALCA-Next(先端的カーボンニュートラル技術開発)」を開始し、推進しています。
ALCA-Nextは、カーボンニュートラルへの貢献という出口を明確に見据えつつ、個々の研究者の自由な発想に基づき、科学技術パラダイムを大きく転換するゲームチェンジングテクノロジー創出を目的としています。
新規の原理・概念の創出やブレークスルーをもたらす要素科学・技術を対象とした基礎的な研究開発から、生み出された技術シーズを展開・拡大し、研究開発終了時には、研究開発成果の実用化が可能かどうか見極められる段階に至るまでの総合的な研究開発を推進します。
本プログラムは、スモールスタートによる多様な研究課題の採択と、ステージゲート評価による選択と集中を組み合わせ、優れた研究開発を加速する段階的な推進方式を特徴としています。
ステージゲート評価では、サイエンスとしての意義に加え、「カーボンニュートラルへの貢献可能性」の観点からも厳密な評価を行い、研究の継続・中止を判断します。
これにより、挑戦的かつ革新的な技術シーズに発展することが期待される研究を幅広く掘り起こし、技術的成熟度(TRL)の向上を図ります。
また、有望な成果については、革新的GX技術創出事業(GteX)など他プログラムとの連携や統合を通じて展開し、社会実装へとつなげていきます。
プログラムディレクター(PD)/革新的GX技術推進委員会 委員長

魚崎 浩平
北海道大学 名誉教授/物質・材料研究機構 名誉フェロー/科学技術振興機構 研究開発戦略センター 上席フェロー
| 氏名 | 所属・役職 |
|---|---|
| 小原 春彦 | 産業技術総合研究所 副理事長 |
| 菊池 昇 | 株式会社トヨタコンポン研究所 代表取締役所長 |
| 篠崎 和子 | 東京農業大学 理事/総合研究所 参与・客員教授 |
| 高原 淳 | 九州大学 名誉教授 |
| 辰巳砂 昌弘 | 大阪公立大学 エグゼクティブアドバイザー/名誉教授 |
| 山岸 秀之 | 旭化成株式会社 特任顧問 |
| 山地 憲治 | 公益財団法人地球環境産業技術研究機構 理事長 |