企画タイトル | COI若手研究者との対話で考える東北地方のポテンシャル |
Title | Dialogue with COI young researchers on the potential of the Tohoku region |
企画概要 |
地方創生は大きな変換点にある。
従来は地域の不足するリソースに対して、都市からの流入への期待があったが、COVID19により物理的な動きが困難となり、都市と地域に限らず、
地域間での分断といった、新しい分断が起きている。
一方、オンラインの普及により、知恵の共有といった新しい関わり方が実現できるようになってきた。
本出展では、共創によるイノベーション創出を担ってきた大学若手教員とのグループワークショップを通じて、東北地方のポテンシャル、未来を共創する場としたい。
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出展者名 | センター・オブ・イノベーション(COI)共創形成支援グループ(山形大学・東北大学・立命館大学) |
Exhibitor | Center of Innovation (COI) Co-creation Support Group (Yamagata University - Tohoku University - Ritsumeikan University) |
企画番号 | 2203 |
配信日時 | 11月22日(日)10:00-12:00 |
登壇者プロフィール |
専門は,地熱エネルギー等,地面の下の流体科学。自然も人もみんながwaku2する社会を目指しています。 山口 純(横浜国立大学 産学連携研究員) 専門は設計方法論。設計とは対象をコントロールすることではなく、他の人間や人間以外の存在との対話をとおした学びであると考えたい。 高澤 由美(山形大学学術研究院 理工学研究科 助教) 地域が持続可能であるためには?“ちょうど良い”心地よい暮らしができる場であるためには?という意識のもと、都市計画学のアプローチを基盤に研究活動をしている。 有福 英幸(株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役社長) セクター横断の対話と協業の場「フューチャーセッション」を提供し、よりよい地域や社会の構築を目指しています。つくりたい未来は、次世代が今よりもよくなる可能性を感じられる社会。
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プログラム |
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エネルギーの手触り感で、見えるかが大事。ブラックボックス感が凄く、発電した電力がどこからきてどこに使われているかなどが見えない。
蓄電でやや見えるようになってきた。太陽光と蓄電を合わせたもので、いまはお金の形だが進みつつある。都市と地方でエネルギーへの見方が違うかもしれない。
自然資源が豊かで、不便さもうまく伝えると、他の場所との差異となる。「不便性」、「不可解性―自然への畏怖」などが東北の特長。
温泉と食といった異質の結びつきでストーリを作り、普段気が付かないことへの気づきができるとよい。
移住には覚悟が必要。コロナによりグローバルで分断コミュニティの分断が進んできた。多様性が高まることで、その自立性が高まる。
見えないものと見えるものの結び付けでアートとサイエンス。人間と非人間との共創、内外との物と事の共創。共創と共生がキーワードとなる。
エネルギー関係では見える化が重要。研究者が取り組んでいるものが表にでていない。掛け合わせることで、生まれそうな東北のポテンシャルや良い点をアピールしていく。
COIで進めてきた若手活動を軸に東北から更に各大学、地域へ考えるきっかけとなり、このような共創の活動が自律的に広がっていくことを期待される。
異質を組み合わせると、東北がより魅力的な場となっていくのはと感じられた。主体者を育てていくことが必要。
地域課題やSDGsに関する企画1701 「デジタル革新とSDGs貢献を加速させるSocial Business Open Innovation」〜新興国DXと遠隔医療〜 1703 AI・IoT・ロボットを活用したスマート農業技術とSDGsへの貢献 1801 ~京都の里山ライフ~SDGsライブ中継 1901 STI for SDGs ~地域の社会課題の解決を目指して 1903 SDGs達成へのユーグレナの貢献 |