企画タイトル | 「デジタル革新とSDGs貢献を加速させるSocial Business Open Innovation」〜新興国DXと遠隔医療〜 |
Title | Social Business Design for Remote Healthcare System Innovation |
企画概要 |
ヘルスケア領域は新興国企業との連携によるDX事業創出を期待されながらも、その取り組みが遅れている分野の一つです。
特にこのコロナ禍において国内での遠隔医療サービスに対する取組は諸外国と比べ対応の遅れがはっきりと浮き彫りとなっております。
こうした背景から、
本出展では遠隔医療サービスを中心に日本企業が新興国DXに取り組む際や遠隔医療領域への異業種参入に関するヒントやインサイトに迫ってまいります。
※「企画タイトルが変更になりましたが、登録は可能です。」 ![]() |
出展者名 | 九州大学 |
Exhibitor | Social Business Technology Lab @ Kyushu University |
企画番号 | 1701 |
配信日時 | 11月17日(火)13:00-15:00 |
登壇者プロフィール |
1982年生、兵庫県生まれ、横浜市育ち。 2005年3月 慶應義塾大学看護医療学部卒業。看護師・保健師。 大学在学中に、米国にて「Retail Clinic」の業態を知る。 経営コンサルティング会社、東京大学病院を経て、 2007年12月ケアプロ㈱を起業。 次代を創る100人(日経ビジネス)、世界経済フォーラムダボス会議グローバルシェイパーなどに選出 〜ケアプロとは?〜 革新的なヘルスケアサービスをプロデュースしています。 予防医療として、日本初のセルフ健康チェック(旧名称: ワンコイン健診)。 在宅医療として、24時間365日の訪問看護。 交通医療として、外出支援プラットフォーム「ドコケア」と「サッカーナース」。 2017年にはインドにおけるセルフ健康チェックサービスを、現地医療機関にノウハウ提供。 OUI Inc. 代表取締役 清水映輔氏 慶應義塾大学医学部眼科学教室特任講師 慶應義塾大学医学部卒、眼科専門医、医学博士(同大学にて取得)。専門はドライアイ・眼アレルギー。 現在、慶應義塾大学病院・南青山アイクリニック・横浜けいあい眼科勤務。 動物モデルを使用した基礎研究や臨床研究も行なっている。2016年にOUI Inc.を創業。 国際医療支援活動の際に発展途上地域における眼科診療の問題点を発見し、その解決策としてSmart Eye Cameraを開発、基礎から臨床へ至る研究成果を発表し、 Smart Eye Cameraの国内医療機器としての実用化に成功。 次のステップとして、Smart Eye Cameraを使用した遠隔診療・眼科診断AI開発を行なっている。 一般社団法人リエゾン 石井佑充氏 東京医科歯科大学 国際健康推進医学分野 MD-PhDプログラム Harvard-MIT Division of Health Sciences and Technology システム生理学研究室 客員研究員 米国ヴァッサー大学卒業後、東京医科歯科大学に学士編入し、現在MD-PhDプログラムの博士課程2年目(国際健康推進医学、集中治療管理学)在籍。 2018年に文部科学省トビタテ留学JAPAN8期生として、Harvard-MIT Division of Health Sciences and Technologyのシステム生理学研究室(Lab for Computational Physiology)に留学し、 客員研究員(Research Affiliate)として現在も共同研究や論文を執筆している。 極端貧困を撲滅し、日本を元気にすることをミッションに、誰もが基本的人権を持ち、好きなことをして生計を立てられる世界を実現することをビジョンに、2018年に一般社団法人Liaisonを共同設立。 SBAN代表理事 アシル・アハメッド氏 九州大学大学院システム情報科学研究院 准教授 グラミン・コミュニケコミュニケーションズ グロバル・コミュニケション・センター所長 東北大学、Avaya Labs(旧ベル研究所)、NTTコミュニケーションズでの研究開発を経て、 2007年より九州大学総合研究大学院大学次世代研究スーパースタープログラム(SSP)研究員(特別准教授)、2011年より現職。 2006年、ノーベル平和賞受賞者でバングラデシュのグラミン銀行の創設者であるムハマド・ユヌス博士とともに、 情報格差の解消を目指す「グローバル・コミュニケーション・センター・プロジェクト」のプロジェクト・ディレクターに就任。 以後、医療、農業、ビジネスの分野で社会的目標を達成するための技術開発・普及活動を展開。 JICA、JETRO、オムロン、TOYOTA、KDDIなどから技術的・資金的な支援を受けながら、地域社会に貢献するために商業的形態を目指したプロジェクトを推進。
|
プログラム |
|
当日は展示テーマに関してモデレーターから3人のスピーカーに対して①「新興国でビジネス展開をするために、最初の一方をどう踏み出されたのか?」
②「現場から見たコロナ禍における遠隔医療(その関連技術)に対する社会の意識変化とは?」
③「(モデレーターがメディアという立場でこれまでSDGを研究してきた中で)SDGsを最初から意識しなくとも、
社会課題に丁寧に向き合いビジネスを紡ぎ出していくこと、これが結果的にSDGsにつながっていくのではないかという仮説をもっているのですが、
皆さん(スピーカー)の場合にSDGをどれくらい意識されたのか教えてください」という3つの問いを投げかけながら対話を深めていきました。
会場からは「ソーシャルビジネスを取り巻く日本と海外とのビジネス環境や医療制度の違いに関する質問が飛び交いました。
登壇者3名各々の活動が貢献している遠隔医療分野も異なるため、今後は強みを相互に活かしながら共同でビジネス開発ができると思っています。
今回出展者のソーシャル・テック・ラボ@九州大学が主催するSocialTechSummit(今年は第4回目、2021年3月8日〜12日、オンライン)にも
同様の機会を設けSocial Business Open Innovation 開拓活動をし続けたいと考えています。
地域課題やSDGsに関する企画1703 AI・IoT・ロボットを活用したスマート農業技術とSDGsへの貢献 1801 ~京都の里山ライフ~SDGsライブ中継 1901 STI for SDGs ~地域の社会課題の解決を目指して 1903 SDGs達成へのユーグレナの貢献 |