企画タイトル | 私たちの生活と母なる海 |
Title | Our lives and the nurturing ocean |
企画概要 |
世界の海は、日常生活に必要な水や塩の源となる他、海上輸送・気候変動等を通して私たちの生活に深く関わっています。
また、現在の地球環境の維持には北極や南極付近の海で形成されて世界の海を巡る流れが重要な役割を担い、地球温暖化等の気候変動に関係しています。
こうした海水の形成や流れのしくみを理解するため、氷を真水と食塩水に浮かべる実験(写真参照)やペットボトルに食塩水と真水を入れて振る実験などを通して、
海水の特質を実感し、海が我々の生活にどのように関わっているかを考えましょう。
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出展者名 | 日本海洋学会教育問題研究会 |
Exhibitor | The Oceanographic Society of Japan, Ocean Literacy and Education Panel |
企画番号 | 2117 |
配信日時 | 11月21日(土)18:20-19:00 |
登壇者プロフィール |
教育問題研究会会長 東北大学大学院理学研究科 教授 専門:海洋物理学 轡田 邦夫 教育問題研究会世話役 東海大学海洋研究所研究員 専門:海洋物理学・海洋気象学 市川 洋 教育問題研究会会員 独立海洋学研究者 専門:海洋物理学 渡部 裕美 教育問題研究会会員 海洋研究開発機構研究員 専門:海洋生物学
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プログラム |
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我々の出展では、真水と海水の中での氷の溶け方の違いを参加者自身が体験することを通じて、海水の性質や現実の海の中で起きている現象との関係を理解して貰うことを目指した。
まず、実験前に「どちらの氷が早く溶けると思うか、またその理由は何か」という質問を参加者にし、実験中には「どちらが早く溶けているか」、
また着色した水滴を注入すると「両者にどういう違いがみられるか」という質問を行った。
前者の質問に対しては明確な回答は得られなかったが、後者については我々のほぼ思惑通りの回答が得られた。
一方、自身で実験ができなかった参加者もいたが、我々スタッフによる同時進行での実験映像を見せることが有益であったことが確認された。
なお、時間的に余裕がなかったため、今回の試行実験と現実の海で起きていることとの関係について、参加者との間での対話は十分できなかった。
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