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概要

企画タイトル サステイナブル・バイオテクノロジー
Title Sustainable Biotechnlogy
企画概要
サステイナブルバイオテクノロジー、それは生物の力をSDGsの実現に役立てていくこと。 例えば、地上で循環できる資源をより幅広く利用して石油や石炭への依存を減らし、これにより地球温暖化の原因となるCO2の排出を減らしていく。 生物がもつ秘めた力を活用する未来のサステイナブルバイオテクノロジーについて一緒に考えましょう。 本企画では、参加者が小グループに分かれて世代横断的ディスカッションを行い、“夢のサステイナブルバイオテクノロジー”を提案します。
出展者名 東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室
Exhibitor Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences
企画番号 2107
配信日時 11月21日(土)13:00-15:00
登壇者プロフィール 渡邉 一哉
東京薬科大学生命科学部生命エネルギー工学研究室教授
微生物学者。微生物の力を我々の生活に役立てるため、環境中の未知微生物の探索、微生物の代謝能力の改変、微生物を用いたバイオプロセスの開発を行っている。 特に発電する微生物(発電菌)について、基礎から応用まで幅広い研究を行い、発電しながら廃水を浄化する装置の開発などを行ってきた。
プログラム
  • 12:30 受付開始
  • 13:00~13:15 登壇者発表、課題・進め方の説明
  • 13:15~13:20 ブレイクアウトルームへ移動
  • 13:20~14:20 アイスブレイクタイム、意見交換など
  • 14:20~14:25 休憩(移動)
  • 14:25~14:45 意見発表(各チーム3分程度)
  • 14:45~14:55 他のチームへの質疑応答など全体ディスカッション
  • 15:00 まとめ(5分)得られた課題の解決策と今後の課題について(渡邉一哉教授)
  • 15:00 終了


    渡邉一哉
    (東京薬科大学生命科学部生命エネルギー工学研究室教授)


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出展レポート

出展企画内で行われた対話の内容や今後の活動における課題や展望

社会における様々な課題について、現在の科学では思いもつかない解決方法(条件としては、生物を利用すること)を提案してください。
・地球温暖化とエネルギー問題を解決したい→歩くことで発電する装置(靴底に発電装置を埋め込む)。 微生物を使用してCO2を分解し、そのCを利用して有機化合物を作っていく(肥料、ガソリンの代わり)
・食料問題→葉緑体を皮膚に埋め込み、発電しながら生活する。→自らエネルギーを作り出せるなら究極のエコ。→ご飯を食べなくていいのか?→夕飯は必要。
・環境中のプラスチック→槽のような装置にプラスチックの汚れを分解できる微生物を入れて再利用出来る形にする。 それをプラスチックペレットにしてリサイクル製品を作り循環をつくる。落ち葉や雑草を使った素材作り。
・ウィルスを食べる微生物の作製(ウィルスを食べて体内で増殖)→体内に入れるタイミングは?→病院で先生が診断して、経口摂取か注射。

企画参加者のほとんどが高校生でしたが、オンラインということで全国から参加頂きました。 グループワークも、初めて顔を合わせるメンバーのため、最初は緊張があったようですが、活発に意見を交換し、 短い時間の中で意見をまとめ、発表するところまで持っていくことが出来てよかったと思います。 オンラインでの開催の難しさとどこからでも参加が出来るプラス面を知ることが出来ましたので、またこういった企画をしていきたいです。

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