企画タイトル | サステイナブル・バイオテクノロジー |
Title | Sustainable Biotechnlogy |
企画概要 |
サステイナブルバイオテクノロジー、それは生物の力をSDGsの実現に役立てていくこと。
例えば、地上で循環できる資源をより幅広く利用して石油や石炭への依存を減らし、これにより地球温暖化の原因となるCO2の排出を減らしていく。
生物がもつ秘めた力を活用する未来のサステイナブルバイオテクノロジーについて一緒に考えましょう。
本企画では、参加者が小グループに分かれて世代横断的ディスカッションを行い、“夢のサステイナブルバイオテクノロジー”を提案します。
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出展者名 | 東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室 |
Exhibitor | Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences |
企画番号 | 2107 |
配信日時 | 11月21日(土)13:00-15:00 |
登壇者プロフィール | 渡邉 一哉 東京薬科大学生命科学部生命エネルギー工学研究室教授 微生物学者。微生物の力を我々の生活に役立てるため、環境中の未知微生物の探索、微生物の代謝能力の改変、微生物を用いたバイオプロセスの開発を行っている。 特に発電する微生物(発電菌)について、基礎から応用まで幅広い研究を行い、発電しながら廃水を浄化する装置の開発などを行ってきた。 |
プログラム |
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社会における様々な課題について、現在の科学では思いもつかない解決方法(条件としては、生物を利用すること)を提案してください。
・地球温暖化とエネルギー問題を解決したい→歩くことで発電する装置(靴底に発電装置を埋め込む)。
微生物を使用してCO2を分解し、そのCを利用して有機化合物を作っていく(肥料、ガソリンの代わり)
・食料問題→葉緑体を皮膚に埋め込み、発電しながら生活する。→自らエネルギーを作り出せるなら究極のエコ。→ご飯を食べなくていいのか?→夕飯は必要。
・環境中のプラスチック→槽のような装置にプラスチックの汚れを分解できる微生物を入れて再利用出来る形にする。
それをプラスチックペレットにしてリサイクル製品を作り循環をつくる。落ち葉や雑草を使った素材作り。
・ウィルスを食べる微生物の作製(ウィルスを食べて体内で増殖)→体内に入れるタイミングは?→病院で先生が診断して、経口摂取か注射。
企画参加者のほとんどが高校生でしたが、オンラインということで全国から参加頂きました。
グループワークも、初めて顔を合わせるメンバーのため、最初は緊張があったようですが、活発に意見を交換し、
短い時間の中で意見をまとめ、発表するところまで持っていくことが出来てよかったと思います。
オンラインでの開催の難しさとどこからでも参加が出来るプラス面を知ることが出来ましたので、またこういった企画をしていきたいです。
資源・環境・エネルギーに関する企画2112 LCSオンラインワークショップ「描こう明るく豊かなゼロエミッション社会」 2113 モバイル顕微鏡で見る海辺の小さな世界 —微生物とマイクロプラスチック 2117 私たちの生活と母なる海 2202 COVID-19と気候変動に立ち向かうアプリ開発コンペティション「Call for Code 2020」日本最優秀賞チーム発表会 2211 命の価値 ~生物多様性から考える~ 2216 君は為政者。~環境問題を話して遊ぼう!~ |