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概要

企画タイトル モバイル顕微鏡で見る海辺の小さな世界 —微生物とマイクロプラスチック
Title A small seaside world viewed with a mobile microscope - Microbes and microplastics
企画概要
モバイル顕微鏡は、レーウェンフックの顕微鏡にヒントを得て、殆どの人が持っているスマートフォンやタブレットのカメラに付けて使います。 本ワークショップでは、モバイル顕微鏡が簡単で手軽に使えることを紹介し、海のプランクトンを観察します。 後半では最近問題のマイクロプラスチックがプランクトンに混じって漂っていることや、海の生き物の体内に入っていることを紹介し、 市民参加型の環境調査について考えます。
出展者名 ライフイズスモールプロジェクト
Exhibitor Life is small. Projects
企画番号 2113
配信日時 11月21日(土)17:00-17:40
登壇者プロフィール
    永山 國昭(ながやま くにあき) LISP代表
    1973年東京大学理学系大学院博士課程修了(博士理学)、1997年生理学研究所教授(名誉教授),1997年総合研究大学院大学教授(名誉教授)、2019年よりN-EMラボラトリーズ(株)取締役科学技術責任者。 生物物理学をベースに多次元NMRや位相差電子顕微鏡を活用した生体計測法を開発。 また1997年より科学コミュニケーターとして市民科学に携わる。 2013年スマホ顕微鏡開発し、2014年よFacebook上でLife is small グループを主宰。

    都築 功(つづき いさお)LISP副代表
    Lisp会員。都立高校の生物教員、管理職等を退職後、大学で生物学を教えるかたわら途上国の理科教育の支援に関わっています。

    武岡 英雄(たけおか ひでお)LISP会員


    永山國昭
    (LISP代表)


    都築功
    (LISP副代表)

プログラム
  • 17:00 オープニング ごあいさつ
    セッション1 モバイル顕微鏡の紹介と使い方 セッション2 海岸へ行こう セッション3 海辺の生き物の観察 セッション4 海から打ち上げられたゴミの観察
  • 17:30 セッション5 問題提起と質疑応答
  • 17:40 クロージング終了
  • ※プログラム内容は主催者の都合により変更になる可能性があります。

出展レポート

出展企画内で行われた対話の内容や今後の活動における課題や展望

次のような質疑応答がなされました。
質問1:モバイル顕微鏡では倍率をどのくらい上げられますか?
回答1:倍率は機種ごとに固定で、現在の最高倍率は800倍です。(永山先生)
質問2:ネットで濃縮しないとプランクトンは観察できないのでしょうか?
回答2:冬場でしたが、ろ紙をつかってこしたことがことがあります。春~秋は海水温度が高いので濃縮しなくても観察できます。
質問3:(質問2に関連して) 家庭にあるようなもので代用できそうなものはありますか?
回答3:海で使うとなるとなかなか難しいと思います。
ご感想1: クラゲもプランクトンの仲間、というのは驚きました!
モデレーターから視聴者へ質問
「モバイル顕微鏡を使ったことがありますか、もしくは持っていますか」
12人中2名が「持っていると手を上げました」

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