企画タイトル | 徹底討論!日本の有人宇宙開発 宇宙は人が行くべきか |
Title | Should humans go or not to space ? Let's debate manned space exploration |
企画概要 |
日本の宇宙開発といえば、これまで「はやぶさ」をはじめとする無人宇宙開発がメインであった。
しかし、昨年政府はアメリカの有人月探査計画「アルテミス計画」に参加すると発表し、2020年代にも日本人が月面に立つ可能性が出てきている。
宇宙開発は有人でより積極的に進めるべきか、無人で続けるべきか。
とかく「夢」や「ロマン」という言葉でごまかされがちな有人宇宙開発について、いろいろな側面から徹底的に議論する。
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出展者名 | 日本宇宙少年団さくら分団 |
Exhibitor | Young Astronauts Club - Japan, SAKURA Chapter |
企画番号 | 1505 |
配信日時 | 11月15日(日)13:00-14:30 |
本企画では、2名のパネリストが、推進派・慎重派として最初にそれぞれ5分程度でプレゼンテーションを行い、その後、ファシリテーターを交えた議論、そしてグループに分かれての議論へと進んだ。
以下はグループでの議論の内容である。
・人文・社会科学の側面からもこのような議論があることが望ましい。
・経済的なメリットが明確化されていないように思われる。
・地球上の人口が増えてきた場合、いずれは宇宙へと向かわざるを得なくなるのではないか。
・宇宙医学などは、将来的に人間の直接的な利益につながるだろう。
・アルテミス計画の財源は大学奨学金であったとのことだが、果たして若い人たちのための費用を削ってまで有人宇宙開発を推進する必要はあるのだろうか。
・他にもまだ(有人宇宙開発よりも先に)やるべきことがあるのではないだろうか。
・長期的な視点以外での有人宇宙開発のメリットを探る必要がある。
今回ははじめて、しかもインターネットを通しての議論という形であり、まずは主催者側が議論の適切な形を学ぶという点が大きかったが、
それでも多くの人が議論に参加し、真剣に考えていたことは非常に価値があることかと思う。
このような議論を一過性に終わらせず、また引き続き問題意識を持ってもらえるよう、情報提供や議論の場の設定などを続けていきたい。
先端技術・データの活用に関する企画 |