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6月13日(火)イイノホール&カンファレンスセンターにおいて、『構造材料』をキーワードに、各府省で国が取組んでいる3つのプロジェクトの連携による『3府省合同 構造材料プログラム「研究成果報告会」』を以下のように開催しました。
<午前>
ESISM 拠点長 | 田中 功 |
SIP-SM4I プログラムディレクター、ISMA 理事長 | 岸 輝雄 |
内閣府 総合科学技術・イノベーション会議 | 久間 和生 議員 |
文部科学省 研究振興局 | 関 靖直 局長 |
経済産業省 産業技術環境局 | 末松 広行 局長 |
①全体紹介: | 竹村 誠洋(JST) |
②樹脂・CFRP: | 武田 展雄(東大) |
③耐熱合金: | 御手洗 容子(NIMS) |
④金属間化合物: | 竹山 雅夫(東工大) |
⑤セラミックス基複合材料: | 北岡 諭(JFCC) |
⑥マテリアルズインテグレーション: | 小関 敏彦(東大) |
<午後>
①全体紹介: | 田中 功(京大) |
②電子論グループ: | 田中 功(京大) |
③解析・評価グループ: | 乾 晴行(京大) |
④材料創製グループ: | 辻 伸泰(京大) |
①全体紹介: | 秋宗 淑雄(ISMA) |
②鉄鋼分野: | 大村 孝仁(NIMS) |
③非鉄分野: | 吉澤 友一(AIST) |
④CFRP分野: | 石川 隆司(名大) |
⑤接合分野: | 平田 好則(阪大) |
ファシリテーター | 長井 寿(NIMS) | |
SIP-SM4I | 鍛造: | 石外 伸也(日本エアロフォージ) |
耐熱材料: | 今成 邦之(IHI) | |
MI: | 出村 雅彦(NIMS) | |
ESISM | 落合 庄治郎(京都大学) | |
ISMA | 鉄鋼: | 河野 佳織(新日鐵住金) |
自動車: | 梅村 晋(トヨタ自動車) | |
CFRP: | 平野 啓之(東レ) |
NEDO 理事 佐藤 嘉晃 | |
JST 理事 白木澤 佳子 |
3つのプロジェクトとは、内閣府が所管する「戦略的イノベーション創造プログラム 革新的構造材料」(SIP-SM4I)※1、文部科学省が所管する「元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>構造材料領域」(ESISM)※2、そして当組合が実施している経済産業省が所管する未来開拓研究プロジェクト「革新的新構造材料等技術開発」(ISMA)※3です。
当日の参加者は600名を超え、急遽大きなモニターを導入したサテライト会場を設置するほど大盛況となりました。また、カンファレンスセンターのRoom Aでは、ポスターセッションを同時開催、会場では熱心な質問が研究者に向けられていました。
挨拶では3プロジェクトの狙い、期待の他、相互連携への要望も述べられました。
午前のセッションではSIP-SM4Iが、A)樹脂・CFRP、B)耐熱合金・金属間化合物、C)セラミックス基複合材料、D)マテリアルズインテグレーションの4領域での研究成果を発表。
その後、午後のセッションでは、ESISMは、電子論、解析・評価、材料創製の3グループを形成し、研究に取り組んでいることを報告しました。引き続き、ISMAからは、鉄鋼・非鉄・CFRP・接合の各分野の開発目標と研究成果を発表しました。
パネルディスカッションでは、日本発軽量マルチマテリアル輸送機械の実現を主テーマに軽量化・高効率化(CO2排出削減)に向けたCFRPや金属合金等構造材料の自動車・航空機応用の他、これらの基礎・基盤としての接合技術やMIが議論され、最後に3プロジェクトの連携・活用などに付き各登壇者から意見が述べられました。
ポスターセッションでは、SIPで38件、ESISMで8件、ISMAで28件のポスターがあり、オーラルでは紹介されなかった詳細な研究成果が各プロジェクトから発表されました。