このイベントは終了しました。
盛況のうちに終了いたしました。
多くの方々にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。
材料の「強度」と「靭性」は構造材料としての用途を考える際に重要です。このため、材料の靭性は信頼性の確保には欠かせないものであり、構造材料の研究・開発の重要な技術課題として取り上げられてきました。材料の靭性という指標に関しても、材料毎に異なる取り組みとパラメータが用いられており、材料の種類を問わずに同じような靭性向上機構が別の言葉で議論されているという状況です。
今回のコロキウムでは、材料特性として実用的に重要な破壊靭性を表現するための方法、高分子材料、金属材料、セラミックス材料、複合材料に共通する破壊靭性向上の機構を整理し、定量的解析手法に関して、現在までに構築することとし、またこの考察を通して、破壊靭性向上のための既存技術の限界を打開するための方法についても討論します。
終了後、カジュアルな懇親会があります。毎回、ディスカッションに続き、講演者と参加者の方々同士の交流を深めて頂いております。どうぞ合わせてご参加ください。
コロキウム=ディスカッションを伴うシンポジウム
材料の種類を問わずに靱性を向上させる方法を整理し、学術的な側面から材料の靱性向上(高靭性化)を最大にするための組織を展望し、実際の材料開発に応用する方法などを議論することを目指します。
このような議論を行うために金属材料、金属間化合物材料、セラミックス材料、高分子材料、複合材料の分野から材料の種類を問わない高靭性化機構を議論することを目的とする。