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プロジェクト概要

本プロジェクトは、自動運転技術の開発・実証研究と連動しながら、リスクとベネフィットの適切な理解に基づく新興技術のトランジション・モデルを提案します。
全国の自動運転実証実験の情報収集とともに、自動運転バスの実証実験を実施し、それに基づく科学技術コミュニケーションを実践します。また、事故発生時の客観的な証拠に基づく紛争解決のための法・補償制度の方法論を確立します。さらに、自動車という科学技術を受け入れてきた歴史的・社会的検討を行い、新興技術の社会受容に関する評価を行います。安全・安心、信頼と責任、公平性、プライバシーなどの倫理的課題に着目し、日本の地域社会の価値観に根差しながら、開発者と市民・ステークホルダーとの対話を実践し、社会インフラとしてのこれからの自動運転技術の実装の在り方を検討します。

・参画・協力機関:東京大学、明治大学、筑波大学、東北大学、群馬大学、京都大学、南山大学、名古屋大学、群馬県立女子大学、広島大学、山口大学、学習院大学、日本電気株式会社など
・キーワード:自動車、自動運転、科学技術コミュニケーション、法・保険、社会受容性
・研究開発期間: 2020年9月~2024年3月
・グラント番号: JPMJRX20J4

開発者

中野 公彦

東京大学 生産技術研究所

教授

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