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プロジェクト概要

科学知が不確実性を伴う状況下での、専門家の社会への参画や専門知の社会適用は、単なる科学知の提供にとどまらず、さまざまなELSIを生み出します。新興感染症COVID-19をはじめ、こうした議論が構築される重要な場となっているのは、いまやマス/ソーシャル・メディアが渾然一体となったメディア空間です。
本プロジェクトは、COVID-19についての膨大なメディアデータの分析をもとに、計算社会科学と科学技術社会論の手法を中心に、ELSIが構築される機序の解明に取り組みます。さらに、今後立ち現れるだろう萌芽的科学技術も対象として、メディア分析を通じてELSIに関する社会的議論の萌芽を捉え、専門知を社会の中に位置づけていくRRIの道筋を明らかにします。

・参画・協力機関:早稲田大学、東京大学、放送大学、豊橋技術科学大学、京都大学、筑波大学、山形大学、津田塾大学、山口大学、大阪大学、神奈川県立保健福祉大学、東京電機大学、国立環境研究所、独立行政法人地域医療機能推進機構、国立感染症研究所、スタンフォード大学、ワシントン大学、トゥウェンテ大学、アムステルダム自由大学、チューリッヒ大学、ハーバード大学、イスラエル工科大学、エディンバラ大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ヘルシンキ大学、アルバータ大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、ウィスコンシン大学マディソン校など
・キーワード:メディア分析、科学技術社会論、計算社会科学、リスクコミュニケーション、COVID-19
・研究開発期間: 2020年9月~2024年3月
・グラント番号: JPMJRX20J3

開発者

田中 幹人

早稲田大学 政治経済学術院

教授

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