※ 所属・役職は、活動終了時点のものです。
戦略目標
「急速に高度化・複雑化が進む人工知能基盤技術を用いて多種膨大な情報の利活用を可能とする統合化技術の創出」
研究総括

黒橋 禎夫 (京都大学 大学院 情報学研究科 教授)
概要
情報技術の急速な進展により、莫大な数のセンサやデバイスがインターネットにつながるようになってきました。また、医療・健康、材料・物性、都市インフラや地球環境など、あらゆる場所で多種多様のビッグデータが蓄積され、応用されてきています。さらに、自然言語処理やディープラーニング等を駆使した人工知能技術にも大きな関心が集まり、これらの各分野における活用が急速に進みつつあります。
本研究領域では、この様な情報技術に基づいた社会変革の時代に対応し、これからの新しい社会システムのデザインを可能にするための情報基盤技術の創出を目指します。モビリティなどを含めた社会基盤、介護を含むヘルスケア、防災・減災、ロボティクスなど、あらゆる分野において、情報を知的・統合的に解析・処理・制御し、新しいサービスや社会構造の構築に貢献する基盤技術を創出します。
具体的には、多種・膨大な情報を収集・取得するための高度なセンシング技術、リアルタイム処理のためのデータ処理技術およびシステム最適化技術、知的メディアを使ったコミュニケーション支援や、人工知能などを含むデータ処理と知識処理の技術、多種多様な機器やシステムに対応可能なセキュリティ・プライバシーエンハンスメント技術などを対象とします。
なお、本研究領域は文部科学省の人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト(AIPプロジェクト)の一環として運営します。
領域アドバイザー
相澤 彰子 |
国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授 |
今井 浩 |
東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授 |
尾形 哲也 |
早稲田大学 理工学術院 教授 |
鹿島 久嗣 |
京都大学 大学院 情報学研究科 教授 |
加藤 由花 |
東京女子大学 現代教養学部 教授 |
河口 信夫 |
名古屋大学 未来社会創造機構 教授 |
角田 達彦 |
東京大学 大学院 理学系研究科 教授 |
西田 豊明 |
京都大学 大学院 情報学研究科 教授 (平成29年3月31日退任) |
原 隆浩 |
大阪大学 大学院 情報科学研究科 教授 |
東中 竜一郎 |
名古屋大学 大学院情報学研究科 教授 |
松井 充 |
三菱電機(株) 開発本部 役員技監 |
山田 敬嗣 |
Senior Vice President, NEC Asia Pacific Pte. Ltd. |
採択課題一覧
- 平成28年度採択課題
- 平成29年度採択課題
- 平成30年度採択課題