プログラムの概要

科学技術イノベーションの源泉を生み出すネットワーク型研究(個人型)

趣旨

さきがけは、我が国が直面する重要な課題の克服に向けて、独創的・挑戦的かつ国際的に高水準の発展が見込まれる先駆的な目的基礎研究を推進し、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションの源泉となる、新たな科学知識に基づく創造的な革新的技術のシーズ(新技術シーズ)を世界に先駆けて創出することを目的としています。そのために、研究総括が定めた研究領域運営方針の下、研究総括が選んだ若手研究者が、研究領域内および研究領域間で異分野の研究者ネットワークを形成しながら、若手ならではのチャレンジングな個人型研究を推進します。

概要

■研究期間

3年6ヶ月以内

■研究費

総額3000万~4000万円程度/課題

特徴

・研究総括は自らが設計した研究領域運営方針の下に研究提案を募り、1領域あたり30~40件程度の研究課題を採択します。科学技術分野やサイエンス-科学技術イノベーションのバランスを見ながら、多様な研究者を採択してポートフォリオを組み立てていくことで、研究領域内および研究領域間で、多様な視点を持った研究者ネットワークを形成します。そのために、公募は数度に分けて行っており、採択方針は都度公募要領にて明記しています。

・若手研究者が個人で独立した研究を行う規模として、1研究課題あたり4千万円程度の研究費を支援しています。さらに、若手研究者の自立やそのための研究環境整備の支援も行います。

・若手研究者が研究成果を出すことのみならず、研究者として成長することを期待します。そのために、さきがけでは年に1、2回開催する領域会議やさきがけ研究者の研究室を訪問するサイトビジット等を通じて、研究総括・領域アドバイザーが助言・指導を行います。さらに、必要に応じて、海外研究者交流や社会の中の科学という観点から自らの研究を振り返る機会を与えるといった、様々な研究推進サポートメニューを提供しています。

・研究総括は、成果を最大化するために、さきがけ研究者に対し進捗に応じて研究の変更・加速・中止を指示する等、柔軟なマネジメントを行います。研究領域運営を支える領域アドバイザーを10名程度配置し、科学技術面のアドバイスや評価を行う有識者はもちろんのこと、出口を見据えた研究を支えるために、必要に応じて産業界の有識者や弁護士等の法的観点からのアドバイスを可能とする有識者も加えています。

研究の実施体制


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