統合1細胞解析のための革新的技術基盤

1.研究領域の概要

 本研究領域は1細胞解析技術の新たな核となる革新的シーズの創出を目指して、唯一無二の技術開発に挑戦する若手個人研究者を結集した。具体的なテーマは、1細胞の表現型・機能・個性を理解するために必須となるゲノムやプロテオームなどの生体物質・分子情報、およびそれらの物質間あるいは細胞間の複雑な相互作用ネットワークに関する情報を、定量的・網羅的に極限の精度と分解能で解析するための基盤技術の構築であり、これを実現するために、生命科学におけるニーズの確固たる理解に基づき、従来型のバイオテクノロジーのみならず、ナノテクノロジー、化学、工学、材料科学、光科学、情報学、ケミカルバイオロジー等の関連分野間の融合研究を推進した。

2.さきがけ研究領域事後評価

2-1.評価報告書

「統合1細胞解析のための革新的技術基盤」研究領域事後評価報告書

2-2.評価委員

◎近藤 科江 東京工業大学 生命理工学院 教授
 神保 泰彦 東京大学大学院 工学系研究科 教授
 成見 英樹 東レ(株) 医薬研究所 室長
 村田 武士 千葉大学大学院 理学研究院 教授
◎は委員長

2-3.研究領域評価用資料

「統合1細胞解析のための革新的技術基盤」研究領域事後評価用資料