人材育成プログラム
技術移転人材実践研修
TLO・研究支援組織開催コース(旧:TLO実践コース)
【研修の概要】
TLO・研究支援組織開催コース(旧:TLO実践コース)は、大学等の知財マネジメント強化の一環として、将来、技術移転を担う中核となる人材を育成をするための研修であり、多様な技術移転実績を持つTLO※1や大学等の研究支援組織※2を中心とした実施機関での現場OJTを通し、発明発掘からライセンス契約に至る 一連の技術移転業務の実務ノウハウ(特許ライセンス契約等)の習得を目指す実践研修です。
実践研修として、現場OJTを基本としますが、COVID19対策を考慮し、OJTの他、リモート・オンラインでの会議参加や打合せ協議、情報共有、また、必要に応じた講義、外部研修、現地見学等も交え、1年間の研修期間(期間中の研修時間合計80時間程度。あくまで目安で、実施するTLOや大学等の研究支援組織により異なる)を通じて実施します。
TLO※1…Technology Licensing Organization 大学等の技術に関する研究成果の技術移転体制を有する機関
研究支援組織※2…大学等の研究協力課、外部資金・URAセクション等の産学連携を推進・支援する組織
◎「TLO・研究支援組織開催コース」は、TLOや大学等の研究支援組織を中心とした実施機関が研修プログラムを企画し、実施します。令和4年度の実施機関の公募は終了しました。また、実施機関が決まり次第、実施機関による研修生の募集開始を予定しております。「公募情報」ページをご参照ください。また、過去の研修事例を 「研修事例紹介」ページ に掲載していますので、ご参照ください。
【特徴】
多様な技術移転実績を持つTLOや大学等の研究支援組織のノウハウをOJTを中心に習得する実践研修。
【研修生の対象】
コーディネーター、URA等の専門職又は事務職員で、産学連携・技術移転に関する実務経験が1年程度以上ある方(意欲の強い方であれば、実務経験年数を問わない)
【研修料】
無料
【実施期間】
原則、1年間(年間の合計研修時間は80時間程度。あくまで目安で、実施するTLOにより異なる)
令和4年度(2022年度)の研修プログラム実施機関
令和4年度の実施機関の公募は終了しました。公募後の選定による採択機関が決まり次第、当ホームページ等でお知らせします。
過去の研修プログラム実施機関
●令和3年度(2021年度)
実施機関(代表機関) | 研修の概要 | |
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研修の魅力・特徴等 | 主な講師 | |
TLO京都
■所在地・ホームページURL■
■応募問合せ先■ |
■研修の魅力・特徴■ ■募集人数・募集期間■ |
・講師氏名:橋本 和彦 (所属:広域事業部門/役職:部門長) (略歴)TLO京都に所属して以降、複数の連携大学における発明の発掘・評価、技術移転活動、共同研究先の仲介、競争的研究資金獲得サポートなどを実施してきた。これまでに、50件を超える技術移転契約の締結に成功している。 ・講師氏名:藤ヶ崎 諒平 (所属:広域事業部門) (略歴)TLO京都に所属して以降、発明発掘、発明評価、技術移転活動に従事し、複数のライセンス契約を成約させた。特に、企業訪問による企業ニーズの把握から、大学研究者のマッチング、ビジネスプラン策定までの事業化に至る計画をプロデュースする営業手法を実践してきた。京都大学の関連会社と連携し、TLO京都のライセンス業務をあわせた技術移転手法にも取り組んでいる。 |
三重ティーエルオー
■所在地・ホームページURL■ ■応募問合せ先■ |
■研修の魅力・特徴■ ■募集人数・募集期間■ |
・講師氏名:狩野 幹人 (所属:三重大学/役職:准教授) (略歴)2003年 三重大学大学院生物資源学研究科修了(学術博士)。04年 同大学知的財産統括室助手。同室助教、社会連携研究センター助教、准教授を経て、21年より知的財産統括室室長。産学官連携リスクマネジメント室 副室長(兼務)。 ・講師氏名:加藤 浩 (所属:日本大学 法学部 経営法学科/役職:教授) (略歴)工学博士・弁理士・薬剤師。1990年特許庁入庁(科学分野の特許審査官、審判官を担当)。ハーバード大学(留学)、政策研究大学院大学助教授(出向)などを経て、2009年より現職。 ・講師氏名:三井 雅之 (所属:三井コンサルティング/役職:代表) (略歴)獣医師・医学博士・日本毒性病理学会認定毒性病理専門家。医薬品製造会社、食品ヒト臨床試験受託会社を経て、2005年に三井コンサルティングを設立。医薬品、機能性食品の開発申請に対するコンサルティングを行う。 |
山口ティー・エル・オー
■所在地・ホームページURL■ ■応募問合せ先■ |
■研修の魅力・特徴■ ■募集人数・募集期間■ |
・講師氏名:二階堂 正隆 (所属:山口TLO技術移転部/役職:チーフコーディネータ) (略歴)パナソニック株式会社(2011年12月まで)、山口大学大学研究推進戦略部URA室(2012年10月~2018年3月)、山口TLO技術移転コーディネータ (2016年4月~現在に至る) ・講師氏名:松崎 徳雄 (所属:山口TLO技術移転部/役職:コーディネータ) (略歴)宇部興産株式会社中央研究所(2008年3月まで)、発明協会特許流通アドバイザー(2008年4月~2010年3月)、山口大学大学研究産学連携課産学連携コーディネータ(2009年~2020年3月)、山口TLO技術移転コーディネータ(2010年4月~現在に至る) ・講師氏名:李 鎔璟 (所属:山口大学知的財産センター/役職:副センター長) (略歴)山口TLO NEDOフェロー(2003年4月~2005年11月)、香川大学知的財産センター講師(2005年12月~2010年5月)、山口大学産学公イノベーションセンター准教授(2010年6月~2012年3月)、山口大学知的財産センター准教授(2012年4月~現在に至る) |
神戸大学イノベーション
■所在地・ホームページURL■ ■応募問合せ先■ |
■研修の魅力・特徴■ ■募集人数・募集期間■ |
・講師氏名:石田 政隆 (役職:代表取締役副社長) (略歴)京都大学、九州大学において、2,000件以上の大学シーズ発掘、200件以上の特許出願、120件の企業とのライセンス契約の実績を有する。契約金1000万円以上のライセンス契約の成約実績を複数有するほか、大学発ベンチャーに対し新株予約権を対価としたライセンス契約の締結実績を有する。京都大学技術移転会社関西TLO株式会社(現京都TLO)副社長を歴任。 ・講師氏名:鈴木 祥久 (所属:技術移転部/役職:アソシエイト) (略歴)特許事務所にて、約8年間知的財産権の実務および事務に従事した後、大阪大学(6年在籍)にて1500件以上の外国特許の出願、管理に関わる業務に従事。現在同社にて知的財産に関する管理全般を担当。 ・講師氏名:豊田 一生 (所属:技術移転部/役職:アソシエイト) (略歴)同社にて、共同研究組成を中心に技術ニーズ・研究シーズ双方のヒアリング業務~契約締結業務を担当。 |
●令和元年度(2019年度)
研修プログラム実施機関 | 主な講師 |
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(株)信州TLO (長野県上田市信州大学内) |
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(公財)名古屋産業科学研究所 (中部TLO)(愛知県名古屋市) |
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TLO京都 (京都府京都市) |
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(株)テクノネットワーク四国 (香川県高松市香川大学内) |
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