『西アフリカの環境保護と食の安全を目指した巨大齧歯類グラスカッターの家畜化推進』

研究代表者名(所属機関)
  • 小出 剛 准教授
    国立遺伝学研究所 遺伝形質研究系 マウス開発研究室
共同研究者
村山美穂 教授
京都大学 野生動物研究センター
豊田 敦 特任教授
国立遺伝学研究所 ゲノム・進化研究系 比較ゲノム解析研究室
新村 芳人 特任准教授
東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命科学専攻 生物科学研究室
高浪 景子 助教
国立遺伝学研究所 遺伝形質研究系 マウス開発研究室
国際コーディネーター
小出 剛 准教授
国立遺伝学研究所 遺伝形質研究系 マウス開発研究室
国内研究機関 国立遺伝学研究所、京都大学、東京大学大学院
国内協力機関
相手国 ガーナ共和国
相手国研究機関
相手国協力機関 ガーナ大学、NGO GIfT
外部支援機関
研究課題の概要  本研究は、西アフリカ諸国で食用として好まれる野生の草食性巨大齧歯類グラスカッター(ヨシネズミ)の家畜化を行うために、育種基盤の確立を行う。これにより、将来の現地における新たな畜産業の創出、環境保護と安全な食生活の確保を目指す。現地では、野生のグラスカッターが高値で取引されており、乱獲や捕獲目的の茂みへの放火、感染症リスクなどが問題となっている。そのため、グラスカッターの家畜化が求められているが、野生個体の飼育は容易ではない。そこで本研究では、マウスを用いて確立した選択交配による家畜化法を応用し、グラスカッターの家畜化を進めるための基礎を確立する。まず、ガーナ大学と協力して野生個体を新規に購入して現地で飼育し、行動の家畜化指標について解析する。さらに、各個体のゲノム配列を解読し、遺伝子多型を解析する。これらの研究により、家畜化に必要な遺伝的および行動学的多様性を明らかにする。以上の取り組みを通して、日本の遺伝子関連技術により、食料問題とともに、野生動物の家畜化による感染症リスク低減などを図り、SDGsの健康を中心とする課題解決を支援する。
研究体制図
関連URL 国立遺伝学研究所 マウス行動遺伝学のホームページ