SCIENCE AGORA

概要

企画タイトル ぐんま☆じゅとく☆繭から生糸をつむごう
Title Gunma/Jutoku/Raw Silk
企画概要
樹徳高等学校は桐生織で有名な群馬県桐生市にあります。かつて盛んだった養蚕業・絹産業は現在衰退しています。 本校理科部では地元地域の養蚕業・絹産業に貢献したいと考え、餌の低コスト化や高機能シルクの作出を目的として課題研究に取り組んでいます。 具体的には、群馬の農業副産物(こんにゃく飛粉・キャベツパウダー)を添加した餌を与えてカイコを養蚕しています。 今回は、上州座繰り器を用い繭から生糸をつむぐ工程をライブで実演します。さらに日頃の課題研究の成果や、本校理科部のその他の活動について紹介します。
出展者名 樹徳高等学校理科部
Exhibitor Jutoku High School Science Club
企画番号 2215
配信日時 11月22日(日)17:00-17:40
登壇者プロフィール
    樹徳高等学校理科部には部員58名が所属しています。 「群馬の農業副産物(こんにゃく飛粉・キャベツパウダー)を利用したカイコの養蚕」などをテーマにチームで課題研究に取り組んでいます。 学会発表や高校生の全国規模のコンテストにも積極的に参加しています。

    日本蚕糸学会/サイエンスアゴラ/Google Science Jam/高校生・高専生科学技術チャレンジJSEC/ 高校化学グランドコンテスト/化学クラブ研究発表会/全国高校生自然環境サミット/尾瀬観察会/富士登山/足尾の植樹/天体観望inぐんま天文台/アースデイin桐生/ぐんまこどもの国ほか

    【主な部活動実績】
    〇平成27年度
    ・Google Science Jam 2015(Google主催)
    「グランプリ」

    〇平成29年度 ・高校生科学技術チャレンジJSEC2017(朝日新聞社・テレビ朝日主催)
    最終審査会「テレビ朝日特別奨励賞」
    ・第14回高校化学グランドコンテスト(大阪市立大学・名古屋市立大学・横浜市立大学・読売新聞社主催)
    「金賞」「第一三共賞」
    ・日本エネルギー学会誌6月号
    「こんにゃく飛粉からバイオエタノールの生成」掲載

    〇平成30年度
    ・高校生科学技術チャレンジJSEC2018(朝日新聞社・テレビ朝日主催)
    「入選」

    〇令和元年度
    ・高校生科学技術チャレンジJSEC2019(朝日新聞社・テレビ朝日主催)
    最終審査会「優秀賞」

プログラム
  • 16:30〜17:00 受付
  • 17:00〜17:05 樹徳高等学校理科部挨拶
  • 17:05〜17:15 上州座繰り器実演「繭から生糸づくり」
  • 17:15~17:20 課題研究発表「群馬の農業副産物(こんにゃく飛粉・キャベツパウダー)を利用したカイコの養蚕」
  • 17:20~17:30 質疑応答
  • 17:30~17:35 樹徳高等学校理科部のその他活動紹介
  • 17:35~17:40 まとめ
  • 17:40     終了

出展レポート

出展企画内で行われた対話の内容や今後の活動における課題や展望

【アイスブレイク】
・どこでライブ配信を視聴しているか。
【チャット視聴者からの質問】
・カイコはこんにゃくを食べるのか。
・上州座繰り器をもう少し見たい。
【まとめ】
・あなたの地元地域の農業副産物として、何があるか。
  ※実際には時間がなく視聴者に投げ掛けることができなかった。
・あなたの地元地域の地方創生として、どんな取り組みをしているか。
  ※実際には時間がなく視聴者に投げ掛けることができなかった。
・あなたの地元地域において持続可能な社会の実現に向けて、どんな取り組みをしているか。
  ※実際には時間がなく視聴者に投げ掛けることができなかった。

・樹徳高等学校理科部では、カイコ・シルクに関する研究を2015年度から継続して行っているが、今年度については新型コロナウイルスの影響もあり、 研究の背景や研究目的について、先輩から後輩へ引継ぎができていないと感じた。限られた活動時間の中でも、よく考える機会をつくりたい。
・今後も研究を進めるにあたって、シルクはたくさんのカイコの生命をいただいてつくられることを、常に意識させたい。
・「地方創生」や「持続可能な社会」の実現を目標に、今後も研究や様々な活動を継続したい。

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