「IoE社会のエネルギーシステム」の研究開発項目『C-②ドローンWPTシステム』において中間実証試験を実施

「IoE社会のエネルギーシステム」の研究開発項目『C-②ドローンWPTシステム』において
中間実証試験を実施

2020年12月10日

本SIP課題は事業期間5年の3年度目にあたり、中間目標に対する実証試験が実施され、その様子を内閣府 政策参与・プログラム統括の須藤様が視察されました。

C-②ドローンWPTシステム

 日本では人口減少が進む中、社会インフラ維持管理に従事する人員確保は困難となり、代替え手段としてドローンやロボットなどへの期待が高まっています。ドローンなどを実適用するには、長時間安定して稼働することが必須であり、ワイヤレス電力伝送(WPT)システムはこれを支える重要な技術となります。

 本研究開発項目では、ドローンを対象に、駐機時近距離での大電力WPTシステムおよび飛行時遠距離での送電制御WPTシステムの開発を目的とします。WPTシステムの課題である送電側・受電側の高効率化、伝送技術の高度化や機器干渉回避技術などの開発とともに、ドローン搭載に不可欠な受電部の小型・軽量化および高耐電力化を図ります。

視察概要

視察テーマ

(C)IoE応用実用化研究開発
C-②ドローンWPTシステム

  • 近距離・大電力WPTシステム研究開発
  • WPTシステムの最適化、実証評価
視察場所 東京電力パワーグリッド 相模原研修センター
視察内容

研究進捗状況の説明および以下の2方式による充電と飛行試験

  • 電界結合⽅式(豊橋技術科学⼤学,デンソー)
  • 磁界結合⽅式(東芝,東芝エネルギーシステムズ,プロドローン)
開催日時 2020年11月26日(木) 10:00~12:00

視察の様子

  • 写真1:中間実証試験視察状況

    中間実証試験視察状況

  • 写真1:電界結合方式受電部搭載ドローン飛行の様子

    電界結合方式受電部搭載ドローン飛行の様子

  • 写真1:磁界結合方式受電部搭載ドローン飛行の様子

    磁界結合方式受電部搭載ドローン飛行の様子

磁界結合方式受電部搭載ドローンの動画(音なし)