事業成果
表彰・受賞など
研究者の主な表彰および受賞事例は、以下の通りです(所属・役職は当時)。
ノーベル物理学賞

高輝度かつ低消費電力の白色光源を可能にした高効率の青色LEDの発明(2014年)
- 赤﨑 勇
(写真:左) - 名城大学 終身教授 名古屋大学 特別教授・名誉教授
- 天野 浩
(写真:中) - 名古屋大学 教授
- 中村 修二
(写真:右) - カリフォルニア大学 サンタバーバラ校 教授
- 〔成果集〕
- 青色発光ダイオードを実用化
ノーベル医学・生理学賞

成熟細胞が初期化され、多能性を獲得しうる現象の発見※(2012年)
- 山中 伸弥
- 京都大学 iPS細胞研究所 所長・教授
※ジョン・ガードン ケンブリッジ大学名誉教授と共同受賞
- 〔成果集〕
- iPS細胞を樹立
日本国際賞

ナノ構造を活用した画期的な無機電子機能物質・材料の創製(2016)
- 細野 秀雄
- 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 教授/元素戦略研究センター長
- 〔成果集〕
- ディスプレイ革命
- 鉄系超伝導ブームを巻き起こす!
ガードナー国際賞

制御性T細胞の発見と免疫における役割の解明、ならびに自己免疫疾患と癌の治療への応用(2015)
- 坂口 志文
- 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 教授

数々のトル様受容体 (Toll-like receptors; TLRs)の病原体認識機能の解析から、自然免疫による動物の感染防御システムにおける画期的な発見(2011)
- 審良 静男
- 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 拠点長
- 〔成果集〕
- 自然免疫の役割を発見
クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞(旧トムソン・ロイター引用栄誉賞)

KEGG(Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes)の開発を含むバイオインフォマティクスへの貢献(2018年)
- 金久 實
- 京都大学化学研究所 特任教授

制御性T細胞と転写因子Foxp3の特性と機能に関する独創的な発見(2015年)
- 坂口 志文
- 大阪大学免疫学フロンティア研究センター 教授

オートファジーの分子メカニズムおよび生理学的機能の解明※(2013年)
- 水島 昇
- 東京大学 大学院医学系研究科 教授
※大隅良典 東京工業大学フロンティア研究機構教授 ダニエル・クリオンスキー ミシガン大学教授との共同受賞
- 〔成果集〕
- オートファジーに魅せられて

本多・藤嶋効果(酸化チタンの光触媒反応)の発見(2012年)
- 藤嶋 昭
- 東京理科大学 学長
トムソン・ロイター 「Top100 グローバル・イノベーター 2015」
日本の公的機関ではJSTが初受賞(2015年)
Top100のうち日本企業・機関が40社。日本の公的機関としての受賞はJSTが初。

ロイター「TOP25グローバルイノベーター2017:国立研究機関」
JSTが世界第4位(国内第1位)
出願特許数は他の機関と比較して少ないものの、分析指標である「成功性」「グローバル性」および「特許からの引用平均回数」において特に高い水準を示している

イノベーター・オブ・ザ・イヤー

各がん種における本質的な発がん原因分子を同定し、がん臨床検体から直接発がん原因分子を探索する技術開発を行った等、多くの功績による受賞(2014年)
- 間野 博行
- 東京大学 大学院医学系研究科 細胞情報学分野 教授
- 〔成果集〕
- 分子標的療法で実現
米国科学誌サイエンス「10大成果」のひとつに選定

培養したマウス卵子から健康なマウスが誕生(2016年)
- 林 克彦
- 九州大学 大学院医学研究院 教授

肥満に伴う腸内細菌の変化が肝がんの発症を促進することを解明(2013年)
- 大谷 直子
(写真:左) - がん研究会 がん研究所 主任研究員
- 原 英二
(写真:右) - がん研究会 がん研究所 部長

ヒトiPS細胞から作製した「内胚葉細胞」に、血管を作り出す「血管内皮細胞」と、細胞を結合させる働きなどをする「間葉系細胞」を加えて、ヒトの「ミニ肝臓」を形成(2013年)
- 谷口 英樹
- 横浜市立大学 教授
- 〔成果集〕
- iPS細胞でヒト臓器をつくる

マウスの多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)から受精可能な卵子を作製(2012年)
- 斎藤 通紀
- 京都大学 大学院医学研究科 教授