事業成果

表彰・受賞など

研究者の主な表彰および受賞事例は、以下の通りです(所属・役職は当時)。 過去の表彰・受賞はこちら

ノーベル物理学賞

赤﨑 勇/天野 浩/中村 修二

高輝度かつ低消費電力の白色光源を可能にした高効率の青色LEDの発明(2014年)

赤﨑 勇
(写真:左)
名城大学 終身教授/名古屋大学 特別教授・名誉教授
天野 浩
(写真:中)
名古屋大学 教授
中村 修二
(写真:右)
カリフォルニア大学 サンタバーバラ校 教授
〔事業成果〕
青色発光ダイオードを実用化

ノーベル医学・生理学賞

山中 伸弥

成熟細胞が初期化され、多能性を獲得しうる現象の発見(2012年)

山中 伸弥
京都大学 iPS細胞研究所 所長・教授

※ジョン・ガードン ケンブリッジ大学名誉教授と共同受賞

〔事業成果〕
iPS細胞を樹立

ウルフ賞 化学部門

菅 裕明

生物活性ペプチドの創製を革新するRNA触媒の開発(2023)

菅 裕明
東京大学 大学院理学系研究科 教授
藤田 誠

金属が誘起する自己集合原理の創出と巨大中空物質構築への展開(2018)

藤田 誠
東京大学 大学院工学系研究科 教授

※Omar M. Yaghi カリフォルニア大学バークレー校教授と共同受賞

〔事業成果〕
結晶スポンジが100年問題を解決!

ストックホルム水大賞

沖 大幹

グローバルな水収支、仮想水の世界的な流れ、再生可能な水資源量の時空間変動に関する研究への沖教授の卓越した貢献が評価(2024)

沖 大幹
東京大学 総長特別参与・大学院工学系研究科 教授
〔事業成果〕
タイの治水・利水政策に貢献

日本国際賞

細野 秀雄

ナノ構造を活用した画期的な無機電子機能物質・材料の創製(2016)

細野 秀雄
東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 教授・元素戦略研究センター長
〔事業成果〕
ディスプレイ革命
鉄系超伝導ブームを巻き起こす!

ガードナー国際賞

坂口 志文

制御性T細胞の発見と免疫における役割の解明、ならびに自己免疫疾患と癌の治療への応用(2015)

坂口 志文
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 教授

クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞(旧トムソン・ロイター引用栄誉賞)

堂免 一成

水分解用光触媒と太陽光水素製造システムの構築に関する基礎研究(2024)

堂免 一成
信州大学 アクア・リジェネレーション機構 特別特任教授/
東京大学 特別教授室 特別教授
柳沢 正史

睡眠/覚醒の遺伝学的・生理学的研究、および重要な睡眠制御因子としてナルコレプシーの病因にも関与するオレキシンの発見(2023)

柳沢 正史
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長/
テキサス大学サウスウェスタン医学センター客員教授(米国)

※Clifford B. Saper氏 ハーバード大学、Emmanuel Mignot氏 スタンフォード大学との共同受賞

〔事業成果〕
自宅で精度の高い睡眠時脳波測定を実現
片岡 一則

革新的な薬剤および遺伝子のターゲティングおよびデリバリー手法の開発への貢献(2023)

片岡 一則
川崎市産業振興財団 副理事長・ナノ医療イノベーションセンター センター長/東京大学 名誉教授

※Vladimir P. Torchilin ノースイースタン大学、Karen L. Wooley テキサスA&M大学との共同受賞

〔事業成果〕
患部を直接治療するナノカプセル
長谷川 成人

筋萎縮性側索硬化症 (ALS) および前頭側頭葉変性症 (FTLD) の病理学的特徴であるTDP-43の同定、および神経変性疾患の研究への貢献(2022)

長谷川 成人
東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野 分野長

※Virginia Man-Yee Lee氏 ペンシルベニア大学との共同受賞

トムソン・ロイター 「Top100 グローバル・イノベーター 2015」

日本の公的機関ではJSTが初受賞(2015年)

Top100のうち日本企業・機関が40社。日本の公的機関としての受賞はJSTが初。

トムソン・ロイター 「Top100 グローバル・イノベーター 2015」

ロイター「TOP25グローバルイノベーター2017:国立研究機関」

JSTが世界第4位(国内第1位)
出願特許数は他の機関と比較して少ないものの、分析指標である「成功性」「グローバル性」および「特許からの引用平均回数」において特に高い水準を示している

ロイター「TOP25グローバルイノベーター2017:国立研究機関」

イノベーター・オブ・ザ・イヤー

間野 博行

各がん種における本質的な発がん原因分子を同定し、がん臨床検体から直接発がん原因分子を探索する技術開発を行った等、多くの功績による受賞(2014年)

間野 博行
東京大学 大学院医学系研究科 細胞情報学分野 教授
〔事業成果〕
分子標的療法で実現

米国科学誌サイエンス「10大成果」のひとつに選定

林 克彦

培養したマウス卵子から健康なマウスが誕生(2016年)

林 克彦
九州大学 大学院医学研究院 教授

英国科学誌「ネイチャー注目すべき5人」のひとりに選定

髙橋 政代

世界で初めて、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を人間に応用(2013年)

髙橋 政代
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(当時)
〔事業成果〕
iPS細胞を用いた臨床手術に成功!
細胞培養を自動化するヒューマノイドロボット用のクリーンルームユニットを開発