研究者の自治に基づく分子ロボット技術のRRI実践モデルの構築
研究開発プロジェクト
- バイオ・ライフ
- 材料・デバイス
プロジェクト概要
本プロジェクトは、生体分子で構成された生物と同じ原理で駆動する「分子ロボット」の研究コミュニティ自らが中心となって、研究開発の上流から多様なステークホルダーとの対話を実践し、よりよい社会実装に必要となる条件やプロセスを明らかにします。
実践を通じて、自然科学研究者と人文・社会科学研究者の協働により実現する、責任ある研究・イノベーション (RRI) のモデルを構築し、革新的科学技術が人や社会と調和しながら発展していく上で必要な新しい「研究者の自治」と「研究者自身が実施する持続的な科学コミュニケーション」による共創の在り方を提示することを目指します。
分子ロボット技術のあるべき将来像を市民と共創する科学コミュニケーションの実践と高度化、分子ロボット研究のRRIガイドラインの策定、分野横断的かつ予見的なELSIの検討と具体的な研究課題の立案、という3つの活動を柱に、相互連携しながら推進し、成果を国内外に広く発信します。
・参画・協力機関:海洋研究開発機構、恵泉女学園大学、慶應義塾大学、北海道大学、東京大学、東京工業大学、九州大学、CBI研究機構、大阪大学、富山県立大学、エディンバラ大学など
・キーワード:分子ロボット、対話実践、科学コミュニケーション、社会実験
・研究開発期間: 2021年10月~2025年3月
・グラント番号: JPMJRX21J4
小宮 健
海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門
副主任研究員
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