事業について
JSTの推進するムーンショット型研究開発事業
JSTの役割
- プログラムディレクター(PD)の任命
- プロジェクトマネージャー(PM)/プロジェクトの公募・採択
- プロジェクト計画書の作り込み、および見直し
- プロジェクトの進捗管理、研究予算の管理
- アドバイザーを含む、PDのマネジメントのためのスタッフの雇用、外部有識者の委嘱
- 知的財産、標準化、広報、データマネジメントなど PD/PMなどのマネジメント支援
- 数理科学や倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI:Ethical, Legal and Social Issues)などの分野横断的な事項に関する研究支援の仕組み構築
- 関連する国内外の研究開発動向などの情報収集・分析
- 研究成果の社会実装支援
ステートメント
事業運営体制
運営体制図

- ガバニング委員会:
-
- 本事業の運営全般、統括、運営上の重要案件の審議
- 本事業の運営を統括するとともに、運営上の重要案件の審議、プログラムディレクターへの助言、など
- プログラムディレクター(PD):
- アドバイザリーボードなどの協力を得て、研究開発全体の責任者として、次の事項などを行う
-
- 目標達成のための研究開発プロジェクトの組み合わせ、資源配分などの方針をまとめたマネジメント計画(ポートフォリオ)の戦略的構築
- 研究開発プロジェクトの提案者および推進責任者であるプロジェクトマネージャー(PM)の選考
- 研究開発プロジェクトの実施決定・評価等のほか、研究開発プロジェクトの進捗管理に基づくPMへの推進指示、など
- 数理科学分科会、ELSI分科会:
- 数理科学およびELSIなどの分野横断的な支援を行う
- プロジェクトマネージャー(PM):
- PDの指揮のもと、研究開発プロジェクトの提案者および推進責任者として、次の事項などを行う
-
- ムーンショット目標達成および研究開発構想実現に至るシナリオの策定
- 研究開発プロジェクトの設計
- 研究開発体制の構築
- 研究開発プロジェクトの実施管理、など
- アドバイザリーボード:
- 外部有識者であるアドバイザー(サブPDを含む)で構成され、プログラムの実施やプロジェクト評価などでPDに協力する
ガバニング委員会
*1 = 委員長
藤野 陽三*1 | 城西大学 理事長・学長 |
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石塚 博昭 | 三菱ケミカル株式会社 シニアエグゼクティブコンサルタント |
江村 克己 | 福島国際研究教育機構(F-REI) 理事 |
榊 裕之 | 奈良国立大学機構 理事長 |
寒川 哲臣 | 日本電信電話株式会社 先端技術総合研究所 常務理事 基礎・先端研究プリンシパル |
西尾 章治郎 | 大阪大学 名誉教授・前総長 |
濵口 道成 | 科学技術振興機構 参与 |
深見 希代子 | 東京薬科大学 生命医科学科 名誉教授/客員教授 |
プログラムディレクター(PD)
萩田 紀博 | 大阪芸術大学 芸術学部 アートサイエンス学科 学科長/教授 目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」 |
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祖父江 元 | 愛知医科大学 理事長/学長 目標2「2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現」 |
福田 敏男 | 名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授 目標3「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」 |
北川 勝浩 | 大阪大学 量子情報・量子生命研究センター センター長 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」 |
三好 建正 | 理化学研究所 計算科学研究センター チームリーダー 目標8「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」 |
熊谷 誠慈 | 京都大学 人と社会の未来研究院 教授 目標9「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」 |
吉田 善章 | 東京大学大学院 数理科学研究科 特任教授 目標10「2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」 |
横断的支援
* = 主査
数理科学分科会 | |
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若山 正人* | 日本電信電話株式会社 基礎数学研究センタ 数学研究プリンシパル/九州大学 名誉教授 |
小澤 正直 | 中部大学 AI数理データサイエンスセンター 特任教授 |
落合 啓之 | 九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 教授 |
尾畑 伸明 | 東北大学 データ駆動科学・AI教育研究センター 特任教授 |
國府 寛司 | 京都大学 理事 |
坂上 貴之 | 京都大学 大学院理学研究科 教授 |
坪井 俊 | 武蔵野大学 工学部数理工学科 特任教授 |
西浦 廉政 | 北海道大学 名誉教授 |
山田 道夫 | 京都大学 数理解析研究所 特任教授 |
ELSI分科会 | |
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小林 傳司* | 大阪大学 COデザインセンター 特任教授 |
小林 正啓 | 花水木法律事務所 所長 |
宍戸 常寿 | 東京大学 大学院法学政治学研究科 教授 |
武田 安司 | 日本電気株式会社 政策渉外部 シニアマネージャー |
出口 康夫 | 京都大学 大学院文学研究科 教授 |
野崎 亜紀子 | 獨協大学 法学部総合政策学科 教授 |
藤垣 裕子 | 東京大学 大学院総合文化研究科 教授 |
ムーンショット型研究開発制度とは
少子高齢化や地球温暖化、大規模災害などの様々な課題解決に向け、日本発の破壊的イノベーションを創出し、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を行うというコンセプトで、創設されました。
詳しくは、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」のページへ
研究推進体制図
