あらすじ
清東(せいとう)大学大学院、発生生物学の研究室。神崎教授は、データサイエンスを取り入れた共同研究によって網羅的に遺伝子の役割を明らかにすることに希望を見いだします。実験の担当者には志村が指名されました。最初の実験で神崎の仮説通りの結果が出て喜ぶ神崎と志村ですが、その実験結果はだんだん再現できなくなります。焦りを募らせた志村は実験データを選別し始めます。
2025年6月26日(木)に本映像教材を扱った『令和7年度JST研究公正セミナー ~新作!映像教材「倫理の空白IV 研究活動のグレーゾーン2」の紹介と解説~』を開催予定です。本セミナーでは、映像教材の制作監修・協力の先生方から、本映像教材のねらいや「疑わしい研究行為(QRP)」、研究現場でのデータ管理の重要性について解説していただきます。
5月28日(水)頃から研究公正ポータルにて参加募集を開始する予定です。
清東(せいとう)大学大学院、発生生物学の研究室。神崎教授は、データサイエンスを取り入れた共同研究によって網羅的に遺伝子の役割を明らかにすることに希望を見いだします。実験の担当者には志村が指名されました。最初の実験で神崎の仮説通りの結果が出て喜ぶ神崎と志村ですが、その実験結果はだんだん再現できなくなります。焦りを募らせた志村は実験データを選別し始めます。
本映像教材の活用に当たり、以下の資料を活用してください。
本編のあらすじをまとめています。倫理的な問題などのポイントを確認することができます。
動画に出てくる専門用語集です。
「倫理の空白Ⅳ」を広報用に紹介する動画です。
本教材は、幅広い研究者を教育対象として想定しています。研究室主宰者(PI)など、研究を指導する立場にある研究者が視聴する場合は、マネジメントする側として自身の研究行為や指導を振り返り、研究者としてのあるべき姿を考えることができます。また、学生や若手研究者が視聴する場合は、指導者がどのような背景や考えを持っているのかなど、指導者の立場も擬似体験しつつ、QRPを自分事として捉えることができる教材です。
これまでの3作品と同様、研究現場で起こり得る、リアリティーのあるケースを疑似体験することで、視聴者が主体的に考え、責任ある研究活動を行うための判断力を養うことができます。研究倫理上の問題に直面した具体的な場面を想定しながらの議論が可能なため、映像の視聴とディスカッションを組み合わせたワークショップやグループワークで活用することが最も効果的です。